しあわせ日記

  誰のための幸せ?

 9月15日が誕生日のラ・ロシュフコー(1613年生まれ)の言葉。

 『我々は、幸福になるためによりも、
  幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているのである』 ラ・ロシュフーコー

 なかなか幸せになれない人は、誰が見ても「あの人は幸せだ」と思われるような幸せを求めているのかもしれません。それは比較的大きな幸せであり、得るのが難しいのではないでしょうか。
 自分が幸せになれることなら他にもたくさんあるはずです。もっと容易に得られる幸せがいろいろあるでしょう。自分の生活の中でそういう幸せを感じられるようになれば、それだけ幸せに暮らせるようになれるでしょう。

 『人はおのれの好むものを得てこそ幸福であるが、
  他の人々が好ましいと思うものを得たとて幸福ではない』 ラ・ロシュフーコー

 過去に何かを求めて努力して達成したのに、幸せになれなかった、もしくは、幸せなのは一時的ですぐに幸せでなくなってしまったというような経験がないでしょうか?
 あるとすれば、それは自分が心から望む幸せではなかったのかもしれません。世間体を気にしたものだったり、自分以外の誰かの望みだったり、ただ単にカッコがいいと思っただけだったり、・・・。
 幸せになるためには、自分の望みを知り自分の幸せを求めて努力することが大事です。

 『ありのままの自分を見せるほうが、
  ありもしないものに自分を見せかけようとするよりも、
  ほんとうは得になるはずなのだ』 ラ・ロシュフーコー

 人の目を気にして無理をしていては、幸せにはなれないでしょう。
 それにそんなのは、いずれはバレるのではないでしょうか。
 自分らしく生きるほうが幸せになりやすいでしょう。



   

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