しあわせ日記

  地動説

 1543年5月23日に、コペルニクスが『天体の回転について』を出版。その中で、地動説を発表。
 「地球のまわりを太陽他のすべての天体が回っている」というそれまでの天動説にたいして、「地球が太陽のまわりを回っている」という地動説を唱えたのです。

 主観的には「世界は自分中心に存在して動いている」ように感じられるけど、客観的には「すべてのもの(人・物)は独立して存在してそれぞれに動いている」のです。
 物事が自分の望み通りにならないことも、人が自分の思い通りに動いてくれないのも当然のことなのです。
 ですから、自分の望み通りにならないことにくよくよしたり、自分の思い通りにしてくれない人にイライラしたりしないほうがいいでしょう。
 そのためには、もっと自分を客観的に見られるといいのではないでしょうか(たとえば、宇宙から自分を見る鳥の眼になるカメラの目線で人の気もちを考える)。

 あまり不幸にならないためには、自分の心の動きを客観的に考えられるといいでしょう。
 「こういうこともある」「こんな人もいる」と現実を受け入れる。
 「こういう(不幸な)気もちになるのは、自分が今不幸になる考え方をしているから」「私にはこういうクセがある」などと考え、幸せになる考え方を心がけることができるようになるといいでしょう。

 自分中心だけの考え方から、自分(の心)も含めて物事を客観的に考えられるようになることが、コペルニクス的転回(物事の見方が180度変わってしまうこと)となって、より幸せに暮らせるようになるといいのではないでしょうか。



   

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