しあわせ日記

9月13日(水) 宇宙から自分を見る

 PHP10月号の特集は「頑張っている人の「こころの休日」 上手な休ませ方・励まし方」。
 宮本亜門さん(演出家)は、
 僕は心が沈みそうになるときには、宇宙から自分を見るのです。
 大きく広い宇宙の中に青い地球が浮かんでいて、その地球の中にちっぽけな日本という島がある。その島の中に東京という街があって、会社があって、家があって、自分がいる――そういうふうに見てくると、「こんな小さな悩みで自分はクヨクヨしていたんだ!」と気づくのです。視点をちょっと変えるだけで、心は楽になりますよ。
 宇宙全体から見れば、私たちはちっぽけな存在であり、私たちが悩んでいる問題なんて「小さいこと」と思えるのではないでしょうか。
 また、宇宙の歴史(137億年?)や地球の歴史(46億年?)の中では、私たちが悩んでいるのも、生きているのも、ごく「一瞬のこと(一時のこと)」とも考えられるでしょう。

 もっと現実的な考え方としては、「1年たったら忘れてしまうこと(じゃないか)?」と考えてみれば、「小さいこと」だと気づけることもあるでしょう。
 そうとわかれば、小さいことにクヨクヨしないように幸せになる考え方を心がけることもできるのではないでしょうか。

 一方、宇宙という広大な空間の中で、また宇宙の長い歴史の中で、「自分が、今、ここ」に存在するというのは奇跡的なこととも考えられるでしょう。
 そんな奇跡的な存在である「自分は貴重な存在」とも考えられるのではないでしょうか。

 心が沈みそうになった時、悩ましくなった時、落ち込んでしまった時などに、自分を客観的に見られるようになれたらいいのではないでしょうか。
 クヨクヨしている自分、悩み苦しんでいる自分、落ち込んでいる自分に気づき、「(自分を)助けてあげよう」と努力できるようになれたら、と思います。

 「小さいこと」や「考えてもしかたがないこと」は考えない(問題化しない)ように心がける。
 このまま考えていても先がわからない、今やれることがあってやればいい方向に進むかもしれないような場合には、動いて解決を目指す
 重大な問題は、心を落ちつけてじっくり考えて解決を目指す
 このような心がけができるようになれたらいいのではないでしょうか。

 また、考え過ぎて疲れ切らないように「休み休み考える」ことも大事でしょう。
 「クヨクヨしてもしかたがない。なるようになる」と考えられるだけでも、心がラクになるでしょう。
 悩み苦しんでいる自分を少しでも助けられるような幸せになる考え方を心がけることができるようになれたらと思います。

 そのために、自分を外から客観的に見て、自分を助けようとする、もう一人の自分を育てるということを考えてみてはどうでしょうか。



   

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