
しあわせ日記
高齢者の幸福度調査
「四大都市別高齢者の幸福度調査」(オウチーノ総研/pdf形式)より、
1. 「あなたは今、幸せですか?」・・・「幸せ」と答えたのは、
東京95.7%、大阪89.3%、名古屋84.0%、福岡88.8%
「健康でいられているから」「夫も子供も健康で、全員幸せな状況にあるから」「家族関係が良好で幸せを感じているから」
2. 約半数が、「若い時より今の方が幸せ!」
「経済的な問題」「仕事の問題」「将来への不安」
3. 「何が満たされていると幸せを感じますか?」
「配偶者との良好な関係」「子どもとの良好な関係」「自分の健康」
「経済的な問題」「仕事の問題」「将来への不安」などがあって、若い時には幸せに暮らすのは難しいのかもしれません。
でも、ちゃんと仕事を続けていけば、そういう問題はだんだん小さくなっていくのだと思います。
そして、高齢者になって幸せを感じられるのは、自分と身近な人との人間関係と健康が大きいのでしょう。
将来幸せになるためには、「健康」「人」「お金」の3つを大切にしたほうがいいのでしょう。
そのために、今できることは何か? と考えてみるといいのではないでしょうか。
高齢者の方の9割近くが「幸せ」というのは高い数字ですね。
内閣府の研究会が発表した「幸福度指標試案」によると、
年齢と幸福度の関係については、諸外国調査研究では、U字カーブをたどるとされる。
しかし、日本では高齢期に入っても他国(たとえばアメリカ)に比べると幸福度が上昇していかない。
こうではない調査結果なのは(?)、大都市の高齢者は幸福度が高いという傾向があるのでしょうか(東京95.7%、大阪89.3%、名古屋84.0%)。
現在の高齢者の方たちは、日本の高度成長期とともに、少しずつ幸せに暮らせるようになれたのかもしれません。
いちばんいいのは、歳をとるのに従って幸せになる能力が向上し、それにつれて少しずつ幸福度が高くなっていけることではないかと思います。