読書日記

  技を磨く

 『40歳からの適応力』(羽生善治)より、
 いわゆる職人技というのは毎日、毎日、同じことを繰り返して何十年もの歳月を要して極めて高度な匠の技を磨き上げます。
 そうなるまでには無駄の省略や、さまざまな工夫、粘り強く頑張る姿勢、独創的なアイディアなど、たまざまなファクターがあります
 何かの技術を身につけ、それに熟達し、さらに高度化するためには、長年に渡る努力が必要なのでしょう。
 ただなんとなく続けるだけでなく、工夫やアイディアを考え続け、己の技術を改善していく姿勢が大事なのではないでしょうか。

 幸せになるためにも、それに役立つ技術を身につけられるといいでしょう。
 自分が幸せになれる方法をどこか(他人や本など)で見つけるか、自分で考え出す。
 それを試してみる。自分には合わなさそうなら、やめる。
 自分に合いそうなら、工夫しながらやり続けることで、技術の修得と改善をしていけばいいのです。
 また、自分の生活の中で無駄なことや不幸になるようなことを省いていくことも大事でしょう。

 自分の幸せになる方法(技)をたくさんもち、それを磨いていけるといいのでしょう。
 自分の幸せになる能力が向上すれば、それにつれて少しずつ幸せに暮らせるようになっていけるのではないでしょうか。



   

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