読書日記

　　努力する人間になる

　ＰＨＰ１１月号の特集は『「努力」が人生を変える』。
　小暮太一さん（作家・経済ジャーナリスト）は、
　努力とは何だろう。改めて考えてみると、一種の「才能」であると、僕はとらえています。では、その才能は天性のものかというと、そうではなく、自分が努力するように仕向けることは可能です。努力する人間に自分を変えることは誰でもできるということです。
　どのくらい努力できるかどうかの能力は、もって生まれた才能によるところもあるのでしょうが、それよりも生まれてから身につけた能力や習慣のほうがはるかに大きいと思います。
　ふつう、能力は、使い続ければ維持でき、使わなければ衰退してしまいます。努力をしている人は継続しやすいけど、努力しない人はますます努力できなくなってしまう、ということです。

　努力の能力も、質・量とも工夫しだいで向上できると思います。
　たとえば、やる気を出す、決断・行動する、アイデア発想、人を動かす、努力を楽しむなど、工夫すれば能力は向上するでしょう。
　自分なりに工夫して身につけた努力の能力は、末長く役に立つ自分の資産となるでしょう。

　努力できる人間になることは、“なりたい自分”に自分を変えるということなのでしょう。
　自分を変えるためには、まず考え方を変えることからだと思います。
　たとえば、「○○たらいいな。ではどうしたら？」のように、自分の望みや目標を思い起こして今できることを考えることが習慣になれば、努力を開始できるようになるでしょう。
　また、いい努力を続けるためには、いい心の姿勢をキープすることが大事です。そのためにも、幸せになる考え方を身につけられるといいでしょう。



　　　

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