読書日記

  自分で自分を認める

 『じょうぶな心のつくり方』(ジェリー・ミンチントン)より、
 人に認められたいという願望は一種の中毒であり、麻薬の常用と似た危険をはらんでいる。
 人に認められようとする習慣をやめるには、どうすればいいだろうか?
 確実な方法は一つしかない。自尊心を育てることだ。自分で自分を認めれば、もはや人に認められる必要を感じなくなる。
 人に認められたい、人に良く思われたいという思いは、誰にでもあるのだと思います。
 その思いが強すぎると、見栄を張ったりウソをついたり、人の目を意識しすぎて自分らしく(幸せに)生きられなくなってしまいます。

 人からの評価・人の思惑・人の目を意識しすぎないようになるためには、健全な自尊心を育てることが大事なのでしょう。
 そのためには、自分に対する否定的な考え方を改め、「自分は自分」と思えるようになるといいでしょう。

 自尊心をもち、自分を大切にするために、「(自分で)自分に○○してあげる」という考え方ができるようになるといいでしょう。
 たとえば、自分で自分を認めてあげる、自分をほめてあげる自分を評価してあげる自分にやさしくしてあげる、つらい時には自分を助けてあげる自分を励ましてあげる自分に期待してあげる自分を幸せにしてあげる、・・・。

 幸せになるためには、人が自分のことをどう思うかよりも、自分が自分のことをどう思うかのほうが大事なのです。
 自分を大切にできる自尊心を育てることで、人がどう思うかを意識しすぎて苦しまないようになれるといいのではないでしょうか。



   

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