読書日記
勤めて行なう
『老子』(小川環樹・訳注)をヒントに考える“幸せの道”。
「
すぐれた人は、幸せの道を聞けば、それを勤めて行なう。
ふつうの人は、幸せの道を聞いて、
わかったつもりになっても、すぐに忘れてしまう。
愚かな人は、幸せの道を聞いて、バカにして大笑いする
」
(『老子』第41章「上士聞道、勤而行之、中士聞道、若存若亡、下士聞道、大笑之」)
幸せ道の極意である
幸せになる心の働き
は、決して難しいことではありません。
でも、それを実践できるようになって幸せになれる人は、そう多くはいません。
幸せになる心の働きについて聞いても、バカにする人がたくさんいます。たとえば、
幸せを感じる心
に価値を感じられなかったり、その方法が大したことではないと思ったりしてしまいます。
幸せになる心の働きや価値や方法を理解はできても、それをすぐに忘れて実践できない人も多いのです。
幸せになる心の働きを知っても、すぐにうまく実践ないことも多いと思います。
まずは、自分で試してみる。そして、自分なりに工夫しながら実践を心がけることで、少しずつうまくできるようになるのです。
幸せの道を歩むためにいちばん必要なのは、そういう努力を続けられる
素直な心
かもしれません。
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老子』から学ぶ幸せの道
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