読書日記

  自分に勝つ

 『老子』(小川環樹・訳注)をヒントに考える“幸せの道”。

人に勝つには力がいる。
 自分に勝つには本当の強さがいる。
 幸せを求めて自ら行動する人は、
 その志を遂げ、幸せになれる

  (『老子』第33章「勝人者力、自勝者強、強行者志有」)

 自分に勝つというのは、自分をコントロールできること。
 自分の感情をコントロールすることで、あまり不幸にならないですむでしょう。幸せな感情を大切にできるようになれば、より幸せに暮らせるようになれます。
 自分の行動をうまくコントロールできるようになれば、それだけ幸せになれることを実践できます。夢や目標をもって生きる際にも、いい努力を続けることができます。その結果、目標を達成しやすくなり、それによって大きな幸せを得られるようになるでしょう。

 幸せになるためには、自分が望む幸せを求めて行動・努力することが肝心です。
 何もしないで得られる幸せは少なく、得られてもあまり幸せを感じられないでしょう。
 自分が心から望むものを得るから幸せを感じられるのです。苦労があった分、得られた時の幸福感が強くなるのです。

 まずは、「○○しよう」という夢・目標・志・望みを明確にすることからではないでしょうか。
 その上で、自分をコントロール(いい心の姿勢をキープ)してベストを尽くすことができればいいのです。
 そして、自分に打ち勝った結果が幸せにつながるのだと思います。



   

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