読書日記

  生き方をきめる思索

 『自尊力』(邑井操)より、
 今の日本人にその余裕がなくなったのは、経済第一に熱中するあまり、人間としての生き方をきめる思想、哲学、主義等に対する関心が薄れたせいではないだろうか。
 自尊力をより高めるために、多忙の中にも閑を得て、自らを顧み、静かにこれらに思いを致すべきだろう。
 幸せになるためには、心の余裕が大事だと思います。
 ところが、儲け第一の仕事のやり方、仕事中心の生き方、お金第一の生き方などによって、心の余裕をなくしている人が多いのでしょう。

 人間としてどう生きるのが幸せか、自分はどう生きたら幸せになれるか、のような大事なことを考える余裕すら失っている人が多いのかもしれません。
 このようなことを考えるのは容易なことではありませんが、その大きなヒントとなるようなものはいろいろあるでしょう。
 さまざまな思想、哲学、幸福論、自己啓発書、宗教、・・・(幸せのホームページ)。

 自分を尊び、自分(の人生)を大切にするためには、自分を幸せにするように努力することです。
 そのためには、まず自分の幸せを知り、自分の生活や生き方を考え直すことだと思います。そのための時間をつくること、それが心の余裕にもつながるのではないでしょうか。



   

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自尊力』邑井操

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