読書日記

  考え続ける

 『一日一生』(酒井雄哉)より、
 すぐに分からなくていい。時間がかかってもいいから、自分が実践してみたことや体験したことの意味を、大切に考え続けてみるといい。「ああ、あれはそういうことなのかもしれない……」と思ったとき、自分のものになっているのに気づくだろう。

 自分なりに腑に落ちると、人はついそこで考えるのをやめにしちゃう。でも、答えが分からないといつまでも考えるだろう。肝心なのは答えを得ることじゃなく、考え続けることなんだ。
 自分の人生に役立つ知恵は、自身の体験から学べることがいちばん多いのだと思います。
 すぐには分からなくても、何度も考えることを繰り返すうちに分かってくることがあるのでしょう。

 幸せになるためには、まず、自分が体験した時の気分や感情を知ることが大事だと思います。
 そして、その時に考えていたことを思い起こして、改善できる考え方を見つけられるといいでしょう。
 また、自分が幸せになれるような行動が考えられるといいのではないでしょうか。

 どうしたらいいかなかなか分からないこともあるでしょうが、あきらめずに考え続けることが大事なのでしょう。
 また、一度分かったつもりのことも、考え直してみたほうがいいのかもしれません。

 人間は死ぬまで成長でき、それにつれて少しずつ幸せになっていけるのだと思います。
 ただし、そのためには自分を育てるために、自省し、考え続けることが必要なのだと思います。



   

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