読書日記

  分散の法則

 『不幸になる生き方』(勝間和代)より、
3.分散の法則
幸福な人──幸せの源泉を単一のものに求めず、「稼ぐ」「使う」「愛する」「愛される」の循環が構築できるように時間を分散投資する。
不幸な人──幸せの源泉を何か特定の一番身近なもの、たとえば、仕事とか、子どもとか、恋人などに一極集中してしまう。
 「○○たら、幸せになれる」と一つのもの(事・人・物)だけを求める人は、幸せになりにくいでしょう。
 たいてい、そのものは得るのが難しい場合が多いでしょう。それを得るまでは幸せになれず(不幸だと思う人もいるでしょう)、それをあきらめた時には不幸に陥ることになるでしょう。
 たとえ、それを得たとしても幸せを感じるのは一時的でしょう。それを失うことを恐れてビクビクする人もいるでしょう。そして、それを失った時には大きい不幸になってしまうのではないでしょうか。
 また、一つの幸せにとらわれていると、他の幸せになかなか気づけません。

 幸せはたくさんあるのです。
 「幸せはたくさんある」と考えられる人は、一つの幸せが得られないからと言って不幸にならなくてもすむはずです。
 今自分がもっていない幸せがあっても、自分がもっている幸せがあることがわかるはずだし、自分には手に入れることができない幸せがあっても、自分が手に入れることができる幸せが他にあることがわかるはずなのですが・・・。

 幸せの得方も単一ではよくなのでしょう。
 たとえば、お金を稼ぐことだけでも、お金を使うことばかりでも、よくないのでしょう。
 たとえば、人を一方的に愛するだけでも、相手に愛されることばかりを求めるのも、よくないのでしょう。

 幸せはたくさんありいろんな幸せがあります。
 大きな幸せもあれば、中ぐらいの幸せも(たくさん)あれば、小さな幸せも(無数に)あります。
 「日々小さな幸せをいくつも感じ、時々中ぐらいの幸せを感じ、たまに大きな幸せを感じられる可能性のある人生」。このような幸せな人生を目指してみるのはいかがでしょうか。
 いろんな幸せをたくさん感じて生きていけるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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