読書日記

  応報の法則

 『不幸になる生き方』(勝間和代)より、
4.応報の法則
幸福な人――他人の悪口、非難などが、めぐりめぐって自分への足かせになることを理解している。
不幸な人――何か不満があると、まずは相手の欠点を見つけて、批判と非難を繰り返すことで、一時的な精神の安らぎを得る。
 人に直接悪口や非難をすると、相手との関係が悪くなり、結局自分が嫌な思いをすることになるのでしょう。
 相手からの仕返しの被害を受けるかもしれません。

 直接相手に言うことはなくても、人を悪く考えているとその人に対する嫌悪感が生まれ、その人と接する際に自分が嫌な気もちになりやすいのです。そういう考え方や気もちが相手と接する時に自然に出てしまい、人間関係に悪影響が出てしまうこともあるのではないでしょうか。

 また、人の悪口を聞くのが嫌な人や人の悪口を言う人を嫌う人もいます。
 人の悪口をよく言う人は、人から悪口を言われやすい人でもあるのではないでしょうか。

 立場を代えて考えれば、自分が人から悪口を言われたら嫌な思いをするでしょう。だったら、人に嫌な思いをさせたくないと考えるのは当然でしょう。
 また、人の悪口を言うような「そんな自分にはなりたくない」のではないでしょうか。

 人を嫌いやすい人は、心の中で自分を嫌いやすく、自分を愛せない。
 人に不満を持ちやすい人は、心の中で自分に不満を持ちやすく、満たされない。
 人を憎みやすい人は、心の中で自分を憎みやすく、自分を苦しめる。
 人をバカにしやすい人は、心の中で自分をバカにしやすく、自信をなくす。
 このようなこともあるのではないかと思います。

 人を悪く考えることは、いずれ自分に返ってくるのではないでしょうか。
 人の悪口や非難を言わないことは「自分のため」と考え、それを心がけることが自分の幸せ(余計な不幸を生まないこと)につながるのだと思います。



   

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