読書日記

  感情ですべて判断

 『生き方を変える大法則』(大野裕)の「こんな気持ちにとらわれていませんか」より、
□あなたは、感情ですべてを判断していませんか?
 自分の感情だけで、ものごとを判断してしまうようになることもあります。気持ちがふさぎ込んで自分を責めるようになっている人が、何の根拠もないのに、《こんなに自分を責める気持ちが出てきているのだから、私のしたことはきっとひどいことに違いない》と考えたり、自分の気持ちがすごく焦っているというだけで、《これはすぐに片づけないといけない仕事だ》と、思い込んでしまうのが、その良い例です。
 悪感情が湧いたときには、無意識にその原因探しをしてしまいます。
 そこで悪感情が湧くきっかけとなった現実問題について考えることになります。
 でも、悪感情が強いときには、つい不幸になる考え方をしやすく、さらに悪感情を強くしてしまいます。そのために、心の中で問題を大きくなってしまいます。(不幸の悪循環

 悪感情が湧く原因となる現実問題はあっても、悪感情が強くなったり長くなったりするのは、自分が不幸になる考え方をし、それを続けているからです。
 幸せになる考え方を心がけることで悪感情を小さくできるようになるといいでしょう。

 また、悪感情は悪い気分として残ります。悪い気分だと不幸になる考え方をしやすく悪循環になりがちです。
 悪い気分の悪循環への対策が実践できるようになると、なおいいでしょう。

 自分の悪感情に振り回されてできるだけ不幸にならないように、幸せになる考え方を身につけていくことができるといいのではないでしょうか。



   

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