読書日記

  人の幸福を願う

 『人生を100%活かす』(アルボムッレ・スマナサーラ)より、
 人はとにかくだれでも幸福になりたいと熱望しています。ですから、我々は自分、さらには家族、友人、親しい人、そして人類全体の幸せを願ってあげましょう。

 また、人と会っているときであれば、その人の幸福を祈りながら会うのです。「その人が幸福でありますように」と一、二回念じてから会ってみる。それだけでも幸福を感じはじめるはずです。
 「幸福になりたい」と心から思わない人はいない、と思います。
 また、人は幸福原則(・不幸原則)に従って生きているのだと考えられます。
 人は(多くは無意識に)幸福になることを望んでいるのでしょう。

 望みを叶えるためには、まず願うことからでしょうか。
 また、願うのはまず自分の幸福から。そしてまわりの人へ、さらには人類まで、愛(の対象)を広げることはそれだけ自分の幸福になる方法が増える、と考えられます。

 ただし、愛の行為を実践できる相手は限られると思います(自分が幸福にしたい人を幸福にする)。
 でも、人の幸福を祈ることだけはできます。
 私は「みんなが幸せになれますように」と、よく思います。
 人の幸福を祈ると相手と接する際にやさしい気もちになれます。
 また、人に嫉妬しなくてすむようになり、人の幸福を喜べるようにもなると思います。
 そもそも、人の幸福を祈ること自体が心地好いものだと思います。

 「人の幸福を願う」ことを、試しに一週間でも続けてみることをおすすめしたいと思います。



   

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