読書日記

  悶々としていない

 PHP5月号の特集は『いい人生がひらける悩み方』。
 有馬稲子さん(女優)は、
 何か悩みごとがある人は、膝を抱えて悶々としていないで、たとえば家の中を片付けてみられてはどうでしょうか。台所のシンクの下や本棚、押し入れなど、今日はここ、明日はここ、と整理していく。ひきだし一つ整頓するにも、けっこう時間と手間がかかります。すると気が紛れて、あれ、自分は何を悩んでいたんだっけ? ってね(笑)。
 大きい悩みがあっても、一日中そのことを考えて悶々としていても悩ましいだけです。また、長時間続けて考えるのもよくありません。時間を限って考えることができるといいでしょう。
 合間にうまく気分転換をして休み休み考えることができるといいのでしょう。

 気分転換には、集中できることがいいのでしょう。そのことをやっている間は悩みを忘れることができます。そういう意味では、家の中の片付けや掃除などもいいのではないでしょうか。
 また、楽しめたり気分がよくなるようなことができるといいでしょう。幸せを感じることは心の栄養になると思います。大きな悩みがある時ほど、心を元気にするような工夫ができるといいでしょう。それが問題解決の力にもなるのだと思います。

 せっかく悩む(考える)のなら、堂々巡り優柔不断など、ヘタに考えすぎないように注意したほうがいいでしょう。

 悩みがあっても(それなりに)幸せに暮らせるようになれば、一つの問題であまり悩み苦しまずに、うまくつきあっていけるようになれるのではないでしょうか。



   

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