読書日記

  自己実現が幸せの正体

 『21世紀人のための大いなる生き方』(監修・土屋公三)より、
 健康でお金に恵まれていても、いやそうであればあるほど、自分の心の欲求、とりわけ理想に向かって自分の能力と情熱を燃やしたいという「自己実現」の欲求が高まってきます。それこそ、人間をもっとも根源的に突き動かすものであり、そこで得られる達成感こそ、生きがいを形成し、人が幸せを感じることの正体である。
 「健康」と「お金」は、人間が幸福に暮らすために大切なものでしょう。また、それ自体が大きな幸せでもあるのだと思います。(でも、それを幸せに感じられる人は少ないでしょう)
 ただし、健康お金もある程度あれば、幸せに暮らすことはできると思います。それ以上あっても、幸不幸はそれほど変わらないでしょう。
 また、そのある程度は、人(幸せになる能力)によるのだと思います。

 人は健康でお金があれば幸せ、というような単純なものではありません。
 そういう人間の基本的欲求が満たされると、次は「自己実現」の欲求に動かされるようです。(マズローの5段階欲求説)
 自己実現は、自分(の能力)を活かして自分が望むものを為すことにより、達成感などの幸せを感じられること。
 いちばん多いのは自分の夢をもって生きることでしょう。
 また、誰かを愛することで自己実現を目指す人もいます。
 自己実現の過程には生きがいを感じられる人も多いのでしょう。

 もう一つの自己実現の方法として「なりたい自分」になるというのがあります。
 幸せになりたいのなら、自分を育てることで、幸せになれる自分になるように努力すればいいのではないでしょうか。

 自分が望むものを追求することによって、自己実現をしながら、幸せに暮らせるようになれたら、と思います。



   

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