読書日記

  大きな目的

 『脳にいいことだけをやりなさい!』(マーシー・シャイモフ)より、
 人生の意味とは、特定の仕事の中ではなく、「大きな目的」の中にあります。
 調査によれば、人生に意味を見いだし、それを目的にして生きている人は、そうでない人より幸せを感じていることがわかっています。
 調査を行った心理学者エドワード・ディーナーは、幸福感を生み出す一番の要素は「人生に意味を見いだして……長いスパンの目的をもち、それを楽しむこと」だと言っています。
 目的をもって生きることは、エネルギーの拡大につながって、あなたの人生の一瞬一瞬を意味あるものにしてくれます。
 自分なりの人生の意味や人生の価値を見いだした人は、それを人生の目的として生きることができます。それが自分の人生の中で実践できている人は幸せでしょう。
 でも、誰もが人生の目的をもっているわけではありません。また、特に人生の目的はなくても幸せに暮らすことはできると思います。

 人生の目的がほしいと思うのなら、「なんのために生きるのか?」を真剣に考えてみるのはいいことだと思います。
 その際に、自分の幸せや生き方について考え直してみるのもいいでしょう。

 人生の目的を「幸せ」にするのも一つの生き方だと思います。
 そして、幸せになるために、「自分を育てる」という人生目標をもち、その(少しずつ幸せになっていく)過程を楽しめたら、さらに幸せでしょう。
 「幸せを感じられる」ことは人生の意味や価値にもなると思います。

 人生の目的や目標をもって生きることが、日々を充実させ、意味あるもの・価値あるものにしてくれるのではないでしょうか。



   

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脳にいいことだけをやりなさい!』 マーシー・シャイモフ

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