読書日記

  公正な精神

 『「思い」が現実をつくる』(ジェームズ・アレン)より、
 「公正な精神」は、自分自身の判断で、心に確立させていくものです。
 不正・詐欺・策略・偽りの陳述。
 このような行為は、けっして自分に許してはいけません。

 自分の中に、誠実で公正な精神を確立していくうちに、どんな人も分け隔てなく受け入れ、ものごとを正しく判断して適切な対応ができるようになります。
 「悪いことをすれば悪いことになる」“因果応報”は当然のことです。
 人に悪いことをしたり、社会を悪くするようなことをしたり、自分をおとしめるようなことをすれば、自分に返ってくると思ったほうがいいのではないでしょうか。
 もちろん反対に、「いいことをすればいいことになる」のも“因果応報”です。

 世の中には「バレなければ悪いことをしてもいい」と思っている人がたくさんいます。
 ニュースになるような犯罪行為も「自分(の行為)は見つからない」という安易な考えの人がしたことが多いと思います。その結果として失ったものはすごく大きいことでしょう。

 確かに、見つかっていない人もたくさんいるのでしょう。
 でも、そういう人は幸せにはなれないのではないかと思います。
 悪い行為の元となる悪い心をもっていると、それだけ幸せになりにくく・不幸になりやすいのではないかと思います。

 幸せになるためには幸せになれる心をもつことが大事でしょう。
 たとえば、物事を受け入れられる広い心、人を受け入れられるやさしい心、自分を受け入れられる強い心気分よく過ごせる大らかな心幸せを感じられる素直な心、・・・。
 邪悪な心があるとそれだけ、幸せになれる心が損なわれてしまうような気がします。

 と言っても、人間は完璧ではなく悪い心が生まれることはあると思います。
 そういう自分に気づいて、「そんな自分にはなりたくない」と考え、公正な精神や幸せになれる心を取り戻せるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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