読書日記

　　寛容な精神

　『「思い」が現実をつくる』（ジェームズ・アレン）より、
　あなたの心に、何かに対する恨みや、誰かに復讐したいという思いはありませんか？
　過去の出来事にこだわって、みんなを見返すために、大きなことを実現してみせたいと望んでいないでしょうか。

　寛容に人を許す精神と、過去の出来事やつまらないことにとらわれない寛大な心でなければ、創造的な美しい生き方に近づくことも、理解することもできません。
　恨みや憎しみや復讐心など、人に対する悪意にかられた行動ははやめたほうがいいのでしょう。
　その前に、そういう相手に自分の心を支配されてしまうことがよくないでしょう。

　『私たちが敵に憎しみを感じると、むしろ
　　自分自身が敵に支配されることになる』　デール・カーネギー

　どうしても復讐したいと思うのなら、

　『幸福に暮らすことが最高の復讐である』　スペインのことわざ

　過去の不幸にとらわれていては、現在にも将来にも悪影響を及ぼしてしまいます。

　『自分自身の健康と幸福のために
　　少なくとも敵を赦し、忘れてしまおう』　デール・カーネギー

　許すことで、過去への執着を手放すことができればいいのでしょう。

　今自分がしていること・考えていることが過去にとらわれていると思うのなら、寛容な精神・寛大な心をもつことで、もっと今を大切に生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。

　『寛大さほど強いものはなく、
　　真の強さほど寛大なものはない』　聖サレジオ



　　　

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『「思い」が現実をつくる』ジェームズ・アレン

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