読書日記

  感動いっぱい、感激いっぱい

 『生きていてよかった』(相田みつを)より、
 人間が生きるということは毎日何かに感動し、感激してゆくことだと私は思います。
 感動、感激にかねはかかりません。

 一生悟れなくてもいいから
 感動いっぱい、感激いっぱいの
 いのちを生きたいと思います。
 人間が生きる上で大事なのは、日々何を感じられるかなのかもしれません。
 少なくとも幸せになるためには、幸せを感じて暮らせるようになることが肝心です。

 大きな感動や感激は少ないでしょうが、小さな感動や感激などの心を動かすことはけっこうあるのではないでしょうか。
 小さな幸せでも幸せを感じる能力がある人は確かな幸せを感じることができるでしょう。

 心理学者のフロイトは、『人間の価値判断は無条件に、幸福の願望に導かれている』と、快感原則・幸福原則を唱えました。
 また、幸福感は心身の健康にいいそうです。(人間はそうできている)
 人間は元来、幸せを感じるために生きている、と言えるのかもしれません。

 人生の目的は人それぞれでいいのですが、誰もがもてる目的として「幸せを感じるため」があると思います。
 “悟り”を得ることよりも、日々幸せを感じて暮らせるようになることのほうが着実な幸せへの道なのではないでしょうか。



   

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