読書日記

　　感情をコントロールする力をつけるためには

　『自分のこころがすっきり見える５１のヒント』（町沢静夫）より、
　自分の感情をコントロールする力をつけるためには、まず、自分がいまどんな気持ちでいるのか、自分の感情をきちんと把握できるようになる必要があります。
　そして第三者的な自分とちゃんと対話する必要があります。
　次に、自分の欲求や欲望を断念できる力をつけなければなりません。
　自分の感情をコントロールする力をつけるためには、まず、自分の感情・気分を知ることが必要です。
　自分の今の気持ちを把握できるようになることは難しいと思いますが、気分よく生活しようと心がけることを続ければ、少しずつ自分の感情や気分に気づけるようになれるでしょう。

　自分の感情をコントロールする力をつけるためには、考え方を変える（考え直す）力が必要だと思います。
　自分の考えを知り、それを評価し、必要なら別の考えを探し、自分にとって好ましい考えを選ぶことができるようになれるといいでしょう。
　そのためには、「今自分は何をどう考えているか？」「この考えは本当？ 絶対？」「不幸になる考え方ではないか」「他の考え方はできないか？」「今できる幸せになる考え方は？」「どちらを選んだほうが自分（の心）にとっていいか？」などと自問し自答する、自分との対話が必要なのでしょう。

　そして、不幸になる欲求や欲望を断念し、達成可能な目標や現実的な目標をもつ力も大事なのでしょう。
　達成不可能な目標や非現実的な目標をもっても、自分を苦しめるだけです。

　いずれにしても、「自分の感情をコントロールできるようになろう」という目標をもって、心がけと工夫を続けることで少しずつ感情をコントロールする力をつけていくことが大事なのだと思います。
　努力しだいで感情をある程度コントロールできるようになれる、そう信じて努力を続けられるといいのではないでしょうか。



　　　

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『自分のこころがすっきり見える
　　５１のヒント』町沢静夫

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