読書日記

　　楽しいと感じることがたくさん

　『幸せになるにはルールがある』（秋元康）より、
すべての幸せというのは
瞬間のものでしかない
楽しいと感じることが
たくさん見つかるほど
充実した日が過ごせる
　どんな幸福感もそう長くは続きません。
　一つの幸福感には限りがありますが、いろんな幸せを次から次へとつなぐことができれば、幸福感を持続することも、高めることもできます。
　一日の中でいろんな幸福感を感じて生活できるようになれたらいいのではないでしょうか。

　「○○たらいいな。ではどうしたら？」と幸せの目標をもって努力するのはいいことですが、「○○にならないと幸せになれない」と一つの幸せにとらわれるのは不幸の元です。
　その幸せを得られない限り幸せになれないと思い込んでしまい、その幸せをあきらめた時には不幸になってしまうでしょう。

　幸せはたくさんあるのです。
　自分が望む夢や目標以外の幸せがたくさんあるはずです。自分がすでにもっている幸せもあれば、日常生活の中で出会える幸せもあれば、自分が求めさえすれば容易に手に入る幸せもあるはずです。

　日常的に幸せに（暮らせるように）なるためには、自分のまわりにある小さな幸せを感じられるようになることが必要だと思います。
　いろんな幸せを感じながら、大きな幸せや中ぐらいの幸せを求めて努力していけばいいのではないでしょうか。
　そうすれば、夢や目標が叶う前から「今は幸せ」と思えるようになり、たとえ夢や目標が叶わなくてもそんなに不幸にならずにすむでしょう。もちろん、夢や目標が叶えば、大きな幸せを得ることができるでしょう。

　「幸せになる」というのは、一つの幸せが得られるかどうかではなく、どのくらい幸せを感じて暮らせるようになれるかで判断したほうがいいと思います。
　そうすれば、自分が感じられる幸せを一つ一つ増やしていくことで、少しずつ幸せになっていけるでしょう。
　「（生涯）少しずつ幸せになっていく」というのが、いちばん幸せな生き方なのかもしれません。



　　　

次の日の日記

『幸せになるにはルールがある』秋元康

ホームページ