読書日記
幸福人生の方程式
『生き方』(稲盛和夫)より、
人生をよりよく生き、幸福という果実を得るには、どうすればよいか。そのことを私は一つの方程式で表現しています。
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
最初の「考え方」。三つの要素のなかではもっとも大事なもので、この考え方次第で人生は決まってしまうといっても過言ではありません。この考え方が大事なのは、これにはマイナスポイントがあるからです。
幸せになるために第一に大事なのは「考え方」というのは、私も賛成です。
考え方が変われば、感じ方から生き方までが変わってくると思います。
また、マイナスの考え方(不幸になる考え方)があるのも確かです。
ですから、幸せになる考え方ができるようになることは幸せになる方法の一つだと思います。
『幸福論』の中でラッセルも、幸せの要素として「熱意」を挙げています。
自分の幸せを求め、行動・努力することが大事なのだと思います。
何をするにも、実践するためには能力が必要でしょう。幸せになめためには、幸せになる能力が必要ということです。
このように、稲盛和夫さんの幸福の方程式は、とても納得できるものです。
「幸せの数式」については、いくつか紹介したことがあります。
幸せの数式「幸福感=幸せを感じる能力×物事」
幸せの数式「幸福=√(経済力×健康×人間関係)」
幸せの数式「幸せ=財/欲望」
稲盛和夫さんが考える「プラス方向」の考え方とは?
つねに前向きで建設的であること。感謝の心をもち、みんなといっしょに歩もうという協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち、思いやりがあり、やさしい心をもっていること。努力を惜しまないこと。足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことなどです。
その事々、その時々、その人によって、いろんな幸せになる考え方があるのだと思います。
また、幸せになる考え方は幸せになれる心から生まれるのだと思います。
幸せになる考え方はすぐにはできないでしょうが、心がけを続けることで、一つ一つ、少しずつ幸せになる考え方を身につけていくことができたらいいのではないでしょうか。