読書日記

  幸せの脳回路

 『「幸せ脳」は自分でつくる』(久恒辰博)より、

 「幸せ脳」すなわち「ハッピー・ブレイン」とは、ほんのちょっとでも心地よい刺激(快情動)が脳内に入ってきたとき、思いっきり幸せを感じられるような脳回路のことを示しています。

 よく眠らせて、よく栄養を与えて、そしてほどよい刺激を与えてください。そうすれば自然に、「幸せの脳回路」が成長していくのです。

 恋をしているとき、道端の小さい草花や、川のせせらぎの音を聞いただけで、「幸せだな」と思う人も多いでしょう。こんなとき、「幸せの脳回路」はぐんぐん成長しているのです。
 「幸せ」は、(人間の理想的な)心の状態です。つまり、幸せは心の中にある、と言えるでしょう。
 では、「心」はどこにあるのか?
 科学的には、心は脳(の働き)にある、ということです。

 幸せになるためには、幸せを感じやすい脳、つまり「幸せ脳」「幸せの脳回路」を育てればいい、ということです。

 能力は使わなければ、錆びたり鈍ったりするように、衰えていくでしょう。
 同じように使い続ければ、能力を維持できるでしょう。
 もっと使えば、能力を向上させることができるでしょう。

 「幸せの脳回路」も使えば成長するということです。
 そのためには、いろんな幸せをたくさん感じるようにすることが大事なのでしょう。
 たまにしか感じられない大きな幸せだけでなく、日々の生活の中で度々感じられるような小さな幸せを大切にしたほうがいいのではないかと思います。

 幸せを感じるためには、「いいなぁ」「幸せだなぁ」などと、素直に感じることが大事だと思います。
 また、うまく想像力を働かせることができれば、より強く幸せを感じることができるでしょう。

 幸せを感じられるようになるためには、とにかく幸せを感じる心がけと工夫を続けることだと思います。



   

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「幸せ脳」は自分でつくる』久恒辰博

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