しあわせ日記

5月2日(火) 目標をめざして精一杯努力する

 『自助論』(サミュエル・スマイルズ)より
 われわれを助けるのは偶然の力ではなく、確固とした目標に向かってねばり強く勤勉に歩んでいこうとする姿勢なのだ。

 どんな分野でも、目標をめざして精一杯努力しなければすぐれた業績は上がらない。この点を、われわれは固く肝に銘じておくべきである。
 何か(幸せ)を得るためには、はっきりした目標をもって努力したほうがいいのでしょう。
 目標を持つ際には自分に合った現実的な目標を持つことが大切でしょう。
 今具体的な努力ができないような目標では意味がありません。
 できることなら、自ずとやる気が湧いてくるような、自分にとって魅力的な目標が持てるといいでしょう。

 目標を持ったら、いい努力をすることが大事です。
 だらだらと時間をかけても、見せかけだけのいいかげんな努力では身を結ぶことは少ないでしょう。
 また、目標に向かっていない、的外れの努力はムダになるでしょう。
 明確な目標を目指した努力を、集中して行う工夫ができたらいいでしょう。
 できることなら、努力の過程を少しでも楽しめると、なおいいでしょう。

 いろんな目標があるはずです。
 自分が幸せになれる目標はたくさんあり、自分が幸せになるための努力の方法もたくさんあるはずです。

 “幸福感”を目標とするなら、それを得る方法はたくさん考えられるでしょう。
 小さな幸せを感じる方法はたくさんあるでしょう。その多くは、実践すれば容易に幸福感を得られるでしょう。
 中ぐらいの幸せを感じる方法も考えればいろいろあるでしょう。それなりの計画と努力をすれば、けっこう強い幸福感を得られることが多いでしょう。
 自分の夢や大きな目標を達成できれば大きな幸せを得られるでしょう。その前に、希望(大きな幸せを感じられる可能性)をもってイキイキと生きられるでしょう。夢や目標を愉しんで生きることができたらいいのではないでしょうか。

 このようにして考えた自分の幸せになる方法を生活の中に取り入れていけば、次のような“幸せな人生“を歩むことができるでしょう。

 『日々小さな幸せをいくつも感じ、時々中ぐらいの幸せを感じ、
   たまに大きな幸せを感じられる可能性がある人生

 自分をいちばん幸せにしてくれるのは、他でもない幸せの目標をもって努力する習慣ではないでしょうか。



   

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『自助論』サミュエル・スマイルズ

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