しあわせ日記
8月30日(火) 人生のターニング・ポイント
『自分塾』(中谷彰宏)より
人生のターニング・ポイントは、大きく2種類に分けることができる。「転機」と「変化」である。
「変化」がなくても、自分の気持ち次第で「転機」を手に入れることは可能である。
にもかかわらず「オレの人生はなんと退屈なんだろう」と嘆いてみせるのは、単なる精神の怠慢である。ただ物理的な「変化」を待っているだけでは、白馬に乗った王子様を待ち焦がれる少女となんら変わらない。
環境の大きな変化も人生のターニング・ポイントになりやすいでしょう。
でも、心が変わらなければ、幸不幸はあまり変わらないのではないでしょうか。
「今は幸せ」という人には、人生のターニング・ポイントは必要ないのかもしれません。
「今は幸せ」と思えない人は、人生のターニング・ポイントがあるといいのではないでしょうか。
ただ「いいことがない」「いい出会いがない」などとボヤいていてもしかたがありません。
「変化を待つ」だけでは、めったにターニング・ポイントはないでしょう。
自分のために、人生をいい方向に変えるターニング・ポイントを求めたほうがいいのかもしれません。
私の人生のターニング・ポイントは、会社を辞めて独立したことと、『幸せになる方法』を出版し「幸せのホームページ」を開設したことだと思います。
会社を辞めて独立しようと思った発端は、『竜馬がゆく』との出会いだったと思います。
『幸せになる方法』を出版しようと決めたのは、入院中でした。
1冊の本との出合いと入院が私の人生のターニング・ポイントとなり、私のライフワークにつなかったというのは、今から考えるとちょっと不思議な気もします。
人生を変えたい、(もっと)幸せになりたいと思うのなら、何かをいいきっかけとして“自分が変わるターニング・ポイント”にできたらいいのではないでしょうか。
何かは、いいことやいい出会いがあった時でもいいし、悪いことがあった時でもありえるのです。
環境を変えなくても、心が変われば幸不幸は大きく変わると思います。
「幸せに(暮らせるように)なろう」と考え、そのための努力をしようと思った瞬間が人生のターニング・ポイントになるのだと思います。(その努力のヒントは、このHPにもたくさんあると思います)
人生のターニング・ポイントとは、自分の心のターニング・ポイント(転機)と考えたほうがいいような気がします。