目標を設定する
問題解決には目標設定が大事です。
悩ましい問題について、ただ成り行き任せに考えていても、いい答えはなかなか出てこないでしょう。
その問題がどうなったら自分にとっていいのかという目標があれば、それを目指した考えもできるでしょう。
そのためにはまず「自分はどうしたいのか?」を考えることだと思います。
それがわかれば、「○○たらいいな。では、どうしたら?」と考えること(3Hの考え方)ができます。
紙に書いて考える場合には、目標は明確に書いておいたほうがいいでしょう。
問題解決のための目標設定のしかたが問題です。
自分の思い通りの理想的な解決を望んでも、そう簡単にはできないのです。だから悩んでしまうのでしょう。
無理な目標を設定しても、自分を苦しめるだけです。
現状と自分に合った現実的な目標を設定することが大切です。
不可能な願い(目標)をもっても、自分を苦しめるだけです。
たとえば、過去を変えることはできません。自分の性格や容姿を180度変えることはできないでしょう。自分の親や地元や生まれた国を変えることもできません。社会を変えることもそう簡単にはできません。
現実的な目標を明確にして、現実に問題を解決するための努力をすることが大切なのではないでしょうか。問題解決に向けて何も努力ができないというのは、現実的な目標をもっていないからかもしれません。