第3講 自分の幸せ・生き方について考え直す
第3週 今の生活・生き方を見直す
自分が望む幸せと生き方がわかれば、それをいかに自分の生活の中で実践していくかが問題です。
まずは、第1週「自分の幸せを知る」でわかった、自分の幸せを生活の中で感じるために、どうしたらいいかを考えてみましょう。
自分がもっている幸せなら、その幸せを感じるためには、いつどういうことをすればいいか?
たとえば、一日の決まった時間(朝何かをする時、散歩中、夜寝る前など)に、そのことを思い出して「幸せだなぁ」と思うようにする。
また、自分の幸せを感じられるようなことを計画・実践する習慣をもつ。
夢や目標を愉しんで生活する。
幸せにしたい人を幸せにすることを考え・実践する。
このようなことを、日常生活の中に、一つ一つ組み込んでいくことができたら、と思います。
次に、第2週「どんな生き方がしたいか?」で考えた、自分の生き方をするためには、どうしたらいいかを考えてみましょう。
そして、今できることを一つ一つやっていけばいいのだと思います。
ただし、(すぐには)できないこともあります。それはしかたがないのです。できないことはあっさりと捨て去ることが大切です。
時間がある人は、「今の生き方はどうか」を参考に、生活の中でしていることを一つ一つ見直してみるといいと思います。
今やっていることで、もっと気分よくできたり、愉しんだり、幸せを感じられることはないか。
やらなくてもいいことを減らし、やりたいことを一つでも増やすことができないか。
生きることは日々の生活の積み重ねです。
非日常的な幸せもありますが、日常的な幸せがなくては幸せに暮らすことはできないでしょう。
あせることはありません。時間をかけて、「一つ一つ」「少しずつ」やっていけばいいのです。
今の自分の生活の中に、少しずつ幸せを感じられる時間を増やすことができたら、と思います。