「幸せになる方法」実践講座
第10講 不幸を自分で創り出さないために
生活の中で何か問題が起こった時に、どのように対処するかが大切です。対処のしかたを誤ると、自ら不幸を大きくしてしまったり、創り出したりしてしまいます。この講では、問題が起きた際に、自分で不幸を創り出さない考え方をするための実践方法を取り挙げます。
1.自分で不幸を創り出さない
この実践方法は基本的な考え方です。幸せになる考え方をしようと意識できるかどうかがキーポイントです。
ここで、いくつかの注意事項とその際に役立つ方法を紹介します。
(1)小さなことで悩まない
生活をする中ではいろいろなことが起こります。小さな問題で悩んでいたら、幸せに過ごせる時間がどんどん減ってしまいます。小さなことで悩まないために役立つのは、ひと言でかたずける方法です。
(2)考え過ぎない
1つの問題を考え過ぎてはいけません。苦しくなるだけです。どんなに重大な問題でも時間を限って考えましょう。
(3)取り乱してさらに大きな不幸を招かない
1つの不幸な出来事で取り乱して、自分を見失ってはいけません。感情を爆発させて自分や人を傷つけるようなことや、取り返しのつかないようなことをしてはいけません。もし自分だけではどうしようもなかったら人に相談してみましょう。
(4)前向きに考える
問題に前向きに対処しましょう。そのためにまず問題に取り組む姿勢をチェックしてください。
(5)不幸を幸せに変える
どんな不幸もいつかは過ぎ去ります。しかしただ不幸を嘆いているだけでは、不幸な気持ちで過ごす時間は長く続いてしまいます。また、大きな傷痕を残すことにもなりかねません。そこで「幸せになる方法」の5番めの「不幸を幸せに変える」方法が役立ちます。その実践方法については次講以降で取り扱うことにします。
不幸な出来事は実際に起こります。せめて自分では不幸を創り出さないようにしましょう。そして、幸せになるように多くの時間を使うようにしましょう。
第11講 現実を受け入れる
実践講座