「お金が人を幸福にしない理由」(WIRED VISION)より、
お金は人が最高に贅沢な喜びを味わうことを可能にする(贅沢なホテ
ルに泊まり、高級な寿司を食べ、素晴らしいガジェットを買える)が、
それゆえに、日常のありふれた喜び(天気の良さや冷えたビール、
チョコレートなど)を味わう能力を低下させると考えている。
そして、われわれが遭遇する喜びのほとんどはありふれたものである
ため、贅沢をする能力を得ることは、喜びを味わう能力にとっては、
かえって逆効果になるのだという。
お金を充分に使って贅沢な幸せを感じられるようになると、
日常の幸せを感じられなくなる、というのはありそうなことです。
「生活のレベルを上げつづけると、
「もっと、もっと」のパターンにはまり込み、
ランニング・マシンに乗ってスピードを上げていくのと同じになる」
『お金のことでくよくよするな!』(リチャード・カールソン)より
日常的な幸せと非日常的な幸せがあります。
日常的な幸せを大切にした上で、非日常的な幸せを自ら計画し、
それを目標に努力ができるようになるといいのではないでしょうか。
幸せには、大きな幸せも、小さな幸せも、中ぐらいの幸せもあります。
「日々小さな幸せをいくつも感じ、時々中ぐらいの幸せを感じ、
たまに大きな幸せを感じられる可能性のある」
“幸せな人生”を送れるようになれたらいいのではないでしょうか。
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