「幸せについて」
その17 日常的な幸せと非日常的な幸せ
「幸せの中にポツンポツンと不幸があるのと、
不幸の中にポツンポツンと幸せがあるのと、どっちがいい?」
あなたは、どちらがいいでしょうか?
これは、テレビドラマ「29歳のクリスマス」(脚本・鎌田敏夫/1994年・フジテレビ系)の中のセリフです。
ドラマの中では、主人公の一人が「不幸の中にポツンポツンと幸せがあるほうがいい」と答えています。
なんとなくわかるような気がします。
日常的な幸せと非日常的な幸せがあります。
「生まれてから今までで幸せだったことは何ですか?」と聞かれたら、あなたは何を想い浮かべますか。(本当にちょっと考えてみてください)
たぶん、思いついたことは非日常的な幸せではないでしょうか。(日常的な幸せだという人は、すでにけっこう幸せな人ではないかと思います)
「あなたは幸せですか?」という問いかけに「はい」と答える人は多いでしょう。あなたがもしそうだとしたら、「それはなぜですか?」。(考えてみてください)
たぶんそれは日常的な幸せがあるからでしょう。(非日常的な幸せのせいだという人は、今相当に幸せな人ではないかと思います)
「日常的な幸せの中にポツンポツンと非日常的な不幸があるのと、
日常的な不幸の中にポツンポツンと非日常的な幸せがあるのと、
どっちがいい?」
この質問だったら、どちらがいいでしょうか?
それはやはり、「日常的な幸せの中にポツンポツンと非日常的な幸せがある」のがいちばんでしょう。
ですから、私は「幸せな人生」として、
「日々小さな幸せをいくつも感じ、時々中ぐらいの幸せを感じ、
たまに大きな幸せを感じられる可能性のある人生」
というのを提案しています。
「多くの幸せはありふれているが、ほとんどの不幸はドラマチックである」
このような意味の言葉をどこかで見た覚えがあります。
日常的な幸せと不幸は慣れてしまえば大したことはなくなりますが、非日常的な幸せと不幸はインパクトが強いので、人は非日常的な幸せに憧れ、非日常的な不幸を恐れます。
非日常的なことにしか幸せを感じられない人もけっこういます。
ところで、あなたの現実は、
幸せの中にポツンポツンと不幸がありますか?
もしそうだとしたら、幸せが多くていいですね。
不幸の中にポツンポツンと幸せがありますか?
もしそうだとしたら、幸せがよりいっそう強く感じられるのではないでしょうか。
日常的な幸せを大切にすることが幸せになる近道です。
でもやはり、それだけでは飽きてしまったりもの足りなくなってしまうのではないでしょうか。
日常的な幸せを大切にした上で、非日常的な幸せを自ら計画し、それを目標として努力ができたら、と思います。
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