「何もしない時間つくろう」(中日新聞「夜回り先生のエッセー」)より、
君たちは、この人生を、ただ周りに振り回されて、自分を見つめ
る時間すら失い、走り続けていきたいですか。今、哀しいですが、
このように生きている大人たちがたくさんいます。
子どもたち、少し落ち着きませんか。そして1日に2回、30分
ずつ、昼と夜に何もしない時間を作りませんか。
昼の30分は、ともかく公園でもいい、駅前の花壇の前でもいい、
美しい自然を少しでも感じることのできる場所でベンチや芝生に
座りましょう。そして、ただ耳を澄まし、鳥の声を探し、ただ目
をこらし、美しいものを感じましょう。
夜の30分はすべての電子機器や電気のスイッチを切り、床に座
り、暗闇の中で来るべき死を、そしてその死に向かってどう生き
たらいいのかを考えてみましょう。お願いです。
これを日々、繰り返してごらん。君たちの生き方が必ず変わりま
す。明日のために。
心が急ぎすぎ、心の余裕がなくて
幸せに暮らせない人が多いのかもしれません。
そういう人は、一日30分でもいいから、
心静かな時間や好きな時間や
幸せを感じられる時間をもてるといいでしょう。
また、自分の生活や生き方を
心を落ち着けて考える時間がもてるといいでしょう。
◇死を想う=>生を感じる
◇自分の幸せ・生き方について考え直す
◇幸せな気分で眠りにつく
心が急ぎすぎていると思う人は、少し心をスローダウンして、
少しでも生活を楽しめるようになれたらいいのではないでしょうか。
幸福に生きるヒント 幸福のホームページ |