しあわせ日記

2月21日(木)騒音
 おとといの読売新聞の人生相談欄「人生案内」は、「アパート階下の騒音うんざり」でした。

 私も騒音とかには敏感なほうです。今の事務所でもけっこう気になることがあります。
 重低音の響く音楽を大きい音でかけていたり、上階の床がドンドンと鳴ったり、窓の開け閉めの音、ベランダに出て携帯電話で話す声など。

 そんな時に、「常識がない」とか「無神経なヤツ」とか、相手のことを考えると腹が立ってきます。「こういう人もいる」「またやってる」「ハオハオ(まぁいいか)」などと考えると心が少しは落ちつきます。今自分がしたいことを始めれば気にならなくなります。あまりひどい時には、ヘッドホンで音楽を聴きながらやったり、楽しい散歩に出かけます。

 大きい音楽に対して他の部屋から壁や床をドンドン鳴らしたり、ベランダでの会話に対して窓をバーンを閉める音がしたりすると、「あー、やってるやってる」とか傍観者になることもあります。

 深夜の音には気づきますが、「深夜なのに」と考えると頭にきてしまいます。昼間だったらOKな音なら、深夜でも気にすることないんじゃないの、とか考えます。
 私も最近は昼寝の時間のほうが少し長くなって夜中に起きている時間が長いのですが、それなりに音には気を使っています。大きい音を立てないように動くようにしてますし、テレビなどを見る時には12時から7時まではイヤホンを使います。
 自分はそれでいいと思っています。人はハオハオ、自分は好好ということでしょうか。

 などと、悟ったようなことを書いていますが、このようになれたのは最近のことです。若い頃はすごく気になってイライラしたけど、我慢していたのです。「ハオハオ」が口グセになったのが大きいような気もします。



2月22日(金)しない後悔

村主章枝さん、5位入賞おめでとう!
 
 恩田美栄さんもよかったです。トリプルアクセルにチャレンジしたのも立派!
 それに、着地は失敗したけどジャンプ自体は失敗じゃないそうです。技術的な細かいことはわかりませんが、「きょうのジャンプは次につながる」と恩田さんが言っていました。悔しい思いは少しはあるでしょうが、後悔するようなことはないのではないでしょうか。

 それに対して、後悔しそうなのがミッシェル・クワンさん。コンビネーションジャンプで3回転−3回転をしないで3回転−2回転にしてしまったことです。ジャンプの失敗は後悔しないと思うけど、守りの姿勢は後悔してしまうような気がします。

 私は、後悔してイヤな気もちになっているのに気づいたら、「後悔は不幸になる考え方だ」と考えます。「いい経験にする」とか「悔しい思いをバネに次に向けて頑張ろう」とかが幸せになる考え方だと考えます。

 人生の中でも、勇気をだして一生懸命にやってうまくいかなかったことなら、後悔することないと思うのです。「やらなかった後悔」のほうがつらいような気がします。
 私は、どんな後悔もしないようにしたいと思っていますが。

白幡圭史さん、4位入賞おめでとう!
 


2月23日(土)きついけど

今井博幸さん、7位入賞おめでとう!
 
 50キロの距離をスキーで2時間9分41秒だそうです。
 きつそうですねー。

田畑真紀さん、8位入賞おめでとう!
 
 5キロをアイススケートで6分46秒ですか。
 こっちも、すごくきつそうです。

 私も、バスケットの練習がきつかったのです。今も相当足にきています。
 きょうは7人しかいなくて、そのうちの1人が途中でリタイア。6人で2対2、3対3などをやると休んでいるヒマがないし、プレーも手を抜けない。
 バスケットもけっこうきついスポーツなのです。

 年末年始からの筋トレの効果でたいぶ調子がよく、7週連続で練習をしているので体調もいいのですが、さすがにきょうはまいりました。
 それでも、バスケットは楽しいし、練習後のビールは最高。仲間と話もはずんで、お酒を熱燗でちょっと飲みすぎてしまいました。

 まぁ、自分でもよくやれてるなぁと思います。きょうのメンバーでも、歳は33/32/28/27/23/23。45歳でちゃんといっしょにやってるんだから、たいしたもんです。
 と言っても、ただ好きで、ずっと続けているだけなのですが。



2月24日(日)人間関係
 今夜の「発掘!あるある大事典」(フジテレビ系/関西テレビ制作)のテーマは「(他人との)人間関係 」でした。
・事前情報/先入観/過去の記憶などで人を決めつけてしまう。
・第一印象で(こういう人という)レッテルをはり、色メガネで見てしまう。
・相談相手がいない。ひとりで考え込み、堂々巡りに陥ってしまう。
 というようなことがあるそうです。でも、
・誤解された人間関係は心理的な不快を取り除き信頼を得る事で改善出来ると心得よ。
・苦手なタイプは、自分のコンプレックスの裏返し。
  自分自身を見つめ直す事が人間関係改善のコツと心得よ。
・自分/人の良い所/悪い所を認識する。人の意見を聞いてみるといい。
 ということです。

 人間関係で悩んでしまうのは、「人のせい」の部分もあると思います。でも、「自分のせい」の部分もあるのだと思います。
 人間関係で苦しみたくないのなら、人を変えるより自分を変える努力をしたほうがいいと思うのです。
 「人間関係」については今までにいろいろ書いています。今は生きるヒントで「夫婦の問題」をやっていますが、あと「浮気・不倫」と「離婚を考える」で今回は終わりにしようと思っています。次は「人づきあいが苦手」という問題を考え直してみようと思っています。乞う、ご期待!



2月25日(月)能力の問題
 ソルトレークオリンピックが終わっちゃいましたね。
 私はけっこう見てました。中でも注目していたのは選手のインタビューだったかもしれません。
 いい成績でなかった時などのコメントが皆さん立派でした。いちばん多くでてきた言葉は「いい経験」だったと思います。(閉会式での選手らの一言集=産経新聞Web)
 ふつうの人には経験できないものね。

 みんなすごい人なのです。日本ではそれぞれトップクラスの人です。
 すごい努力をしている人たちなんですよね。何に対してでもそんなに努力している人は少ないんじゃないでしょうか。
 オリンピックは晴れの舞台なんです。幸せなはずでしょう。

 オリンピックにでるような人には努力でも結果でも勝てませんが、どのくらい幸せに暮らせるかでは勝てる可能性は十分にあります。
 どのくらい幸せを感じて生活できるかどうかは、別問題ですから。
 人にはたくさんの能力があります。すぐれた能力をもっている人もいます。でもその人が幸せになる能力を充分にもっているとは限りません。反対に、特別な能力などなくても、幸せになる能力が高い人もいます。
 どちらが幸せに暮らせるかと言えば、それは後者です。どんなに幸せそうに見える人でも本人が幸せを感じられなければ、その人は幸せではありません。ごく平凡そうに見えてもいっぱい幸せを感じながら生活できる人は現実に幸せなのです。

 今回のオリンピックにでて、思うような結果がだせずに悔しい思いをした人もいるでしょう。でも、幸せだと思います。今はそう思えない人もいるかもしれませんが、幸せな「いい経験」だったと思える日がきっとくるでしょう。

 私もテレビを見て一喜一憂していましたが、結果はともあれ、いいもの・いい姿を見せてもらったなぁと思います。選手・関係者の皆様、どうもありがとうございました。
 私はこれからもいろんな人から幸せのヒントやパワーをもらえたら、と思っています。
 まだ、パラリンピックもあるし、今年はサッカー・ワールドカップもあるし、他にもいろいろワクワク・ドキドキしたり、いろんなパワーをもらえることを愉しめそうです。
 そんな私たちは、けっこう幸せなんじゃないでしょうか。(それを感じられるかどうかも能力の問題ですが)



2月26日(火)“くよくよ”しない人は読まないで!
 『くよくよしない考え方』のカバーデザイン案が文芸社さんから届きました。
 ちょっと太めのおじさんのイラスト入りと、目立つ赤い文字が中心の2案です。
“くよくよ”“イライラ”
しない人は読まないで!
 これは本の帯に書かれたコピーですが、とてもいいと思います。
 私も、“くよくよ”“イライラ”しない人には読まないでほしい、と思います。どうせ読んでも「どうしてこんなことにくよくよするのか」「気にしなければいい」「もっと前向きに考えればいい」とか、「当たり前」とか思う人がいると思います。
 でも、“くよくよ”“イライラ”しない人ってどのくらいいるんでしょうか?

 私も最近はあまり“くよくよ”“イライラ”することはなくなりました。し始めても、すぐに気づいてくよくよしない考え方ができます。「“くよ”ならいい」のです。
 もう1つの帯の文章。
“くよくよ”“イライラ”しやすいのは性格というより、
考え方のクセ(習慣)。このイヤなクセとサヨナラして
“今を愉しめる自分”になるために役立つ94の考え方。
 こちらはちょっとだけ直してもらうことにしました。案では最後が「“今を愉しめる自分”になれる不思議なエッセイ集。」となっていたのです。「不思議なエッセイ集」はちょっと勘弁してほしいかな、という感じです。
 「94の考え方」の94はもちろん、「クヨ」のかけ言葉(おやじギャグ?)です。

 結局、カバーデザインは軽い感じのイラスト入りでお願いすることにしました。ちなみに値段は1000円(税別)にしました。(安い!?)
 着々と進んでいるという感じです。発売は予定通り5月ということです。乞う、ご期待!



2月27日(水)離婚
 生きるヒントの「夫婦の問題」で「離婚」について書き始めたのですが、手続きや法律などの知識について書くだけでけっこうふくらんでしまいました。
 そこで、ネットで検索してみると、「離婚」に関するサイトや情報がたくさんありました。私が知っていたのは「池内ひろ美の離婚の学校」ぐらいでしたが、他にもいろいろありました。
 手続きや法律などの知識では、「離婚の法律・税金」が詳しく、整理されている感じがしました。このサイトには「うまく別れるための基礎知識」というサブタイトルがついています。

 「夫婦の問題」では、今までにいくつかの問題に対する考え方や努力の方法を提案してきましたが、問題がどうにもならずに結婚生活を続けることが不幸でしかないと考えるのなら、真剣に離婚を考えたほうがいいのでしょう。
 と言っても、そう簡単に離婚できるわけではありません。「結婚する時もけっこう大変だが、離婚はその何倍も大変」とよく言われます。それに、結婚する時は幸せな大変さですが、離婚する時は(将来は幸せかもしれませんが)不幸な大変さです。

 離婚をしたほうがいいのか、しないほうがいいのかはすごく難しい選択だと思います。人に相談したら「離婚したほうがいい」と言われても、人にはわからない事情や感情や考えが本人にはあります。
 私的には、どちらを選んでも幸せになることは可能ではないかと思うのです。離婚しなくても、余程ひどい相手じゃなければそれなりに幸せに暮らせるようになれるのではないか。離婚しても、一時的にはつらいかもしれないけどいずれは幸せに暮らせるようになれるばずだと思います。もちろん、そのためには幸せに(暮らせるように)なる努力をする必要があります。
 自分の幸せは、人任せではなく、自分任せのほうがいいと思うのです。

 ということで、「夫婦の問題」のページの更新は明日にします。私らしく、知識は最小限にして、どうしたら「より幸せに暮らせるか」を中心に書き直そうと思います。



2月28日(木)自分の幸せのため
 生きるヒント「夫婦の問題」に「離婚」を追加しました。

 夫婦の問題について、1月・2月と考えてきました。
 あくまでも「問題」について書いたのです。結婚・家庭生活には幸せなことがたくさんあることは言うまでもありません。

 でも、どんな夫婦にでも大なり小なり問題や不満はあると思います。
 それでも、たいていはそれなりに(客観的幸せに)暮らしているのだと思います。
 その中で、幸せを感じて生活できるかどうかは本人しだいだと思います。

 「誰のため? 何のため?」ということを書きましたが、私は人がいろんなことをするのはすべて「自分の幸せのため」だと考えます。その中には「不幸にならないため」というのも含まれています。
 仕事も遊びも恋愛も結婚も、離婚さえも「自分の幸せのため」にするのだと思います。
 でも、「自分の幸せのため」と意識する人は少ないと思います。
 「自分の幸せのため」という意識で、やることを考え直してみるのもいいかもしれません。