しあわせ日記

問題への対応の方針を決めよう

 イヤな事があったり何か問題が発生して、悩ましくなった時には、まず、その問題への対応の方針を決めることができるといいでしょう。
 ほとんどの問題は、次の三つの中から対応の方針を選べるでしょう。
1.「その事・その問題は、考えないようにしよう」
2.「動いて解決を目指そう」
3.「じっくりと考えて解決を目指そう」

◇考えなくてもいい問題がある
 「考えてもしかたがないこと」で悩んでしまうことがあります。  すでに起こってしまって変えようのない過去の出来事、(今の)自分にはどうしようもないこと、人の問題……。
 「この事は考えてもしかたがないことなのではないか?」と自問してみれば、気づけることがあるはずです。そこで続けて、「この事を考えるのはやめよう」と決心できればいいのです。

 「考えなくてもいいこと」で悩んでいることもあります。
 自分さえ考えなければ大して問題ないこと、すぐに忘れてしまうような小さいこと、時がたてば自然に解消する問題、(何もしない場合に)予想される悪い結果になってもかまわないと思えること……。
 「この事は考えなくてもいいことなのではないか?」と自問し、「この事を考えるのはやめよう」と決心できるようになれるといいでしょう。

 考えてもしかたがないこと、考えなくてもいいこととわかっていても、「つい考えて、悩んでしまうのだからどうしようもない」と言う人もいるでしょう。
 つい考えてしまっても、「この事を考えないようしよう」という方針を思い出せば、それ以降は方針に沿った考え方を心がけることができるはずです。

 その問題について考えなければ、悩み苦しまなくてすむのです。  問題化しないことで悩む問題を少なくできれば、悩む時間は大きく減ります。その分の時間とエネルギーを自分が幸せになれることに使えるようになれるといいでしょう。

◇考えているよりも、行動したほうが早いことがある
 ある程度考えたら、それ以上考えるよりも、行動して解決を目指したほうが早い場合があります。
 「こうすればいいのではないか」と思う場合には、やってみればうまくいくかもしれません(すぐに問題解決です)。うまくいかなくても、次にどうすればいいかを考えるヒントが得られれば一歩前進です。
 また、この方法がダメということがわかれば、「他の方法を試してみればいい」とも考えられます。やってみなければわからないことを考え続けるよりも、トライアル&エラーを繰り返したほうが早く解決できる場合がけっこうあるのです。
 何も行動しないでただ考えているよりも、少しでも前進したほうがいいこともあります。立ち止まって考えるよりも、歩きながら考えたほうがいいこともあるでしょう。
 「(この事は)やるのなら早いほうがいいのではないか?」と考えてみれば、「早くやろう」「動いて解決を目指そう」と考えられることもあるでしょう。  悩みやすい人には、“考え過ぎ”の傾向があるのだと思われます。行動を始めたほうが悩ましい思いを続けなくてすみ、早く解決できることも多いのです。
 動いて解決を目指せるようになれば、悩む時間を減らすことができるでしょう。





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