
しあわせ日記
イヤなことも“いいきっかけ”にしよう
悪いことがあっても、「いいきっかけにしよう」と考え、いい方向に進むことができるといいでしょう。
何かに気づいた時に、“いいきっかけ”にすることができます。それが自分のイヤな気分でも、自分の欠点でも、気づいた時に受け入れて、どうしたらいい方向にもっていけるかを考えればいいのです。
自分のイヤな気もちや悪い気分や否定的な考えに気づいた時には、「いいことを始めよう」「幸せになる考え方を心がけよう」と考えれば、「いい(ことを始める)きっかけ」にできます。たとえば、改善方法や対策を考える、気分転換をする、幸せを感じられることをする、自分の目標達成への努力をする、愛する人のことを考える……。
それがイヤなことを早く忘れ、悪い気分を回復するためのいい方法でもあるのです。
不安を感じた時も、「いいきっかけにしよう」と考えれば、「不安を減らせるような努力をすればいい」「不安は(将来の悪いことを回避するための)注意信号」などと考えられます。
不安を感じた時を“いいきっかけ”に、不安の気もちをバネに、今後のために役立つ努力ができればいいのです。
大きい悪い出来事は、大きないいことを始めるきっかけになることがよくあります。
挫折も、人生の大事なことを考え直して、生き方を変えるきっかけ(ターニングポイント)になったりします。
別れは、次の素晴らしい出会いのチャンスかもしれません。恋愛以外の何かいいことを始めるいい機会かもしれません。
不幸な経験は、何が幸せかを知り、幸せを大切にできるようになる契機になることがあります。不幸になってしまったのは不運ですが、それは幸せを知るいい機会、自分を育てるいい経験、幸せに向かう“いいきっかけ”にできるのです。
不幸を幸せに転換する考え方は、慣れれば意外に容易にできるようになるものです。
悪いことも“いいきっかけ”にすることができれば、人生の中では“いいこと”になります。何もなかったよりも良かったことになります。それができるかどうかは、自分(の考え方)しだいです。
◇いいことを“いいきっかけ”にする
いい出来事があったら、それをさらに次の幸せに結びつける“いいきっかけ”にすることができるといいでしょう。調子や勢いに乗って次の行動を積極的に起こせばいいのです。
自分が将来の夢や目標ややりたいことをもっていれば、“いいきっかけ”とできることがけっこうあるはずです。何かがあった時に、「いいきっかけにしてやろう。○○たらいいな。ではどうしたら?」と考えれば、きっといい方向に進めるでしょう。
“いいきっかけ”は、出会いの問題のように思われるかもしれませんが、それだけではありません。
小さな出会いを大切にし、それを活かして後の幸せに結びつければ、“いいきっかけ”にできることはたくさんあります。
「いいきっかけにしてやろう」という強い意志が結果として、「あれがいいきっかけだった」と言えるようになる原動力なのです。