しあわせ日記

悪いことも“いい経験”と考えよう

 人生の中では大きい悪い出来事もあります。そのために、つらい時間を長く過ごしてしまうと、それだけ幸せに暮らすことができません。
 悪い出来事があっても、「いい経験にしよう」と考えることができれば、前向きになれるとともに、心がラクになります。

 前向きに反省をし、次に同じようなことがあったらこうしようという対策が見つかれば、それは“いい経験”です。
 どんな事にも学べることが必ずあるはずです。少なくとも、そういうことが世の中には(人生には)あると知るだけでも“いい経験”です。同じ経験をする人のつらさがわかり、人にやさしくなれることもあるでしょう。
 つらさに耐える体験も自分を強くしてくれるはずです。過去につらい経験をしなかった人が一つの出来事で絶望したり堕落したりしてしまうことがあります。過去につらいことを経験している人はもう少しは耐えられるし、時がたてばふつうの生活に戻れることを知っています。「(過去の)あの時に比べたら、まだまし」と思えることもあるかもしれません。
 「いい経験にしよう」と心がけることで、悪い出来事も自分にとって“いい経験”に変えられるようになれるといいでしょう。

 たとえば、左遷のような望まぬ人事異動があった時にも、「いい経験にしよう」と考えれば、新たな仕事を“いい経験”にすることもできるでしょうし、閑職に就いた場合には何かを勉強したり、人生についてよく考えてみることもできるでしょう。その期間に自分を人間として成長させることができれば、きっと今後の人生に活かせるでしょう。

 たとえば、イヤな人とつきあわなければないらない時にも、「いい経験にしよう」と考えれば、何かしら「学べることがある」と思えるのではないでしょうか。その相手を、人間関係を学ぶための「いい練習相手」や「いい教師」とも考えることもできるでしょう。相手との関係の中で何かを学び、後の人生での人づきあいに役立てることができるのではないでしょうか。

 たとえば、仕事で大きな失敗をしてしまった時にも、「いい経験にしよう」と心がければ、きっといい経験にできるでしょう。一つの失敗を、人生の挫折にしてしまうか、いい経験にできるかでは大きな違いです。

 たとえば、失恋をした時にも、「いい経験と考えよう」と思えば、「悲しいのは幸せだった証拠。いい出会いといい経験ができた」と考えることもできるでしょう。「(この失恋を)いい経験にしよう」と考えれば、「この恋愛から何かを学び、次にはもっといい恋愛をしよう」と考えられるのではないでしょうか。すぐにこのような考えをするのは難しいでしょうが、早く立ち直るためには、「いい経験にしよう」と考えたほうがいいのです。

 不幸な出来事があっても、「いい経験にしよう」という心の姿勢になれれば、きっと力強く立ち直ることができるでしょう。
 過去にイヤな出来事があったことを、人のせいにしたり自分を責めたりしていつまでもくよくよするのと、「いい経験だった」と考えられるのでは大きな違いです。
 「いい経験にしよう」という心の姿勢が何よりも大きいのです。

 人生には、いいこともあれば、悪いこともあります
 悪いことがあったその後の考え方・やり方・生き方が、人生を大きく左右します。
 「いいように考える」ことができるようになり、幸せ向きな考え方・やり方・生き方ができるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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