しあわせ日記
幸福は人が作り出した概念
「人間は本来幸せを感じることはできない」（ナゾロジー）より、
実は幸福は人が作り出した概念に過ぎず、生物学的根拠が存在しないのです。
「人間は幸せに満足するようには設計されていない。必ず悩むようにできている」（カラパイア）より、
“幸せ”は人が考え出したものであって、実際の経験の中にはそれに相当するものがない抽象概念だ。
「幸福とは、人間のあり方の理想を表すために、発明された言葉と概念である」と、私も考えます。
“幸福”という具象的な物があるわけではありません。
私の想像では、幸せ（happy）な感じが先で、幸せな感じがするものを“幸福”と呼んだのではないかと思います（幸福（happiness）の語源は「偶然（の幸運）」）。
いずれにしても、“幸福”という言葉と概念は人間が創り出したものです。
“幸福”というものが人間の理想の状態であるとすれば、それを（生活）目標や（人生の）目的にして生活・生きることが自分の幸せにつながるし、自分の生活・人生を理想に近づけることに役立ちます。
人間は目標や目的もって努力することで自分の望みを叶え、さまざな幸せを得るという素晴らしい能力をもっています。
「幸福という言葉と概念は、人類最高の発明の一つである」とも、私は思っています。
せっかくの大発明も、それを活用しなければ価値がありません。
“幸福”を自らの目標にして具体的に努力することで、少しずつ理想の幸福に近づいていけたらいいのではないでしょうか。
次の日の日記
最新の日記