英語で「Not my monkey, not my circus」という表現があります。私はイライラした時にこの言葉を唱え、怒りをコントロールしています。他人の言動は自分のコントロール外なのに、相手を変えたい(変わって欲しい)という思いがあるからイライラするのでしょう。
「Not my monkey (自分のサルではない)」というのは、他人の言動は自分のコントロール外だという意味です。
「Not my circus(自分のサーカスではない)」は、イライラの原因を解決できるかどうか気づかせてくれる言葉です。自分がイラついたりムカついたりしている問題や状況は、自分がサーカスの座長として取り組むべきものでしょうか?
「相手が悪いのだから自分が怒るのは当然であり、むしろ自分は被害者である」「被害者である自分は、相手の不手際のせいでこんなにも不快な感情にさらされている」「だから、相手が謝るのは当然のことであり、自分の怒りは正しいことなのである」というような態度をとりがちである。他人が変わることを期待せずに、自分を変える努力をすることが大事なのではないでしょうか。
もし、今、あなたが怒っているのなら、まず、これがそもそも間違っていることに気が付かなくてはいけない。
相手にも相手の正義があることを認め、自分の正義を大切にするためにも、ほんのちょっと相手と距離を置けばいいのである。
他人を変えるよりも自分を変えるほうがはるかにラク
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