しあわせ日記
「幸福」の正体
「行動経済学が解明を目指す「幸福」の正体」(東洋経済)より、
幸福の経済学では、主として「幸福」を3つのグループに分ける。
(1)感情としての幸福感、(2)生活満足度、(3)エウダイモニアである。
(3)のエウダイモニアは、前4世紀の哲学者のアリストテレスが論じたもので、本稿の目的のためには、使命感や利他性を獲得した人が共同体への貢献を喜ぶ幸福と言える。
幸せになるためには、幸せを感じること(感情としての幸福感)。
また、「自分は幸せ」と思えること(幸せの自覚/生活満足度)。
自分の仕事や夢や目標に使命感のようなものを感じられる人は、とても幸せでしょう。
また、利他(人を幸せにすること)は自分が幸せになる方法です。
自分が他者や社会や人類に少しでも貢献できていると思えるのは、大きな幸せです。
それは自分の存在価値にもつながることです。
エウダイモニアの幸せは、人生の最終目的ともなるものです。
それを実現するためには、自分を育てていくことが大事でしょう。
“幸福”という言葉と概念は人間が創り出したものです。
「幸福とは、人間のあり方の理想を表すために、発明された言葉と概念であり、人類最高の発明の一つである」と、私は思っています。