しあわせ日記
自分の存在価値
自分の存在価値について考えたことがあるという人は多いでしょう。
また、「自分は生きている価値がない」などと考えて不幸な気もちになったことがあるという人もいるでしょう。
一方、そんなことは考えたこともないという人もけっこういると思います。
自分の存在価値として、何かを残すこと、自分を発揮すること、人や社会の役に立つこと、幸せを感じることの4つを挙げて書いたことがあります。
別の考え方として、社会や人類にとっての存在価値、誰か(特定の人)にとっての存在価値、自分にとっての存在価値の3つがあります。
また、過去の存在価値、現在の存在価値、未来の存在価値の3つが考えられます。
たとえば、何かを成し遂げたことは、自分にとっての過去の存在価値になるでしょう。それが社会の役に立つことなら、社会での存在価値になります。また、それが人の役に立ち続けるのであれば、現在と未来の存在価値にもなります。
たとえば、誰かに必要とされているのなら、その相手と現在の存在価値になります。
たとえば、自分の子供を残すことは、自分の存在価値になり、親族や人類にとっての存在価値にもなります。また、未来につながる存在価値でもあります。
幸せを感じることは、自分にとっての存在価値です。生きる目的を「幸せ」と考えられる人は、その目的を果たせるのですから明らかです。
また、過去に幸せを感じたことがあるのなら、過去に生きた価値はあった、と考えられます。
そして、これからも幸せを感じられる可能性があるのなら、未来に生きる価値はある、と考えられます。
自分の存在価値と思えるものは他にもたくさんあると思います。
そのうちの一つだけでもあれば、自分の存在価値はある、と言っていいのです(なくてもいいのですが)。
実際には、存在価値のない人などいない、のだと思います。それに気づけない人がいるのです。