しあわせ日記

フローが得られる活動

 「日常でより多くの幸福感を得る諸条件とメカニズムの研究結果…フローと消費者行動分析」(Business Journal)より、
 趣味や遊びなど、好きなことをしていると、没頭して時間の経過を忘れてしまうことがあります。心理学者のチクセントミハイはこの状態を「フロー(flow)」と呼び、1975年にフロー概念を提唱。

 日常的な活動を対象とした調査からは、フローを体験しやすい活動はウォーキングやジョギング、スポーツ、趣味など、自らが積極的に行うものであることが明らかにされています。
 フローが得られる活動をしている人は、他のことでもフローが得られる活動をしている傾向にあり、自分の人生に幸福や満足を感じる機会が多いようです。

 「フロー状態」とは、(『フロー体験 喜びの現象学』(M・チクセントミハイ)より)
 一つの活動に深く没入しているので他の何ものも問題とならなくなる状態、その経験それ自体が非常に楽しいので、純粋にそれをするということのために多くの時間や労力を費やすような状態
 フロー体験は時間経過が短く感じられます
 「夢中になれるもの」と言ってもいいでしょう。
 夢中の時、人は幸せなのです。
 自分が夢中になれるものを見つけ、フロー状態の時間をもてるようになるといいのでしょう。
 新たに探さなくても、自分の好きなものを深めることでフロー体験ができることもあるでしょう。

 フロー体験は特別なことで、お金がかかるのではないかと思う人もいるかもしれません。
 お金をかけずに時間をかけて、自分の好きなもの(事/人/物)を充分に愉しむ“時間をかける贅沢”というのでもいいのではなかと思います。

 フロー状態とまではいかなくても、生活の中に自分の好きな時間を多くもてるといいのではないでしょうか。



   

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