しあわせ日記
人が変わるのを求めすぎない
「あの人(の考え/行動/性格)が××だから、腹が立つ」「あの人が○○してくれないから、イライラする」などと思ってしまうのは、心の中で相手が変わることを期待しているからです。
『人と人とのあいだに起こる問題のほとんどは、
誰しもがまず他人を変えようとする
ところから発生するのです』 ロバート・コンクリン
相手を変えることはそう簡単にはできないでしょう。現実として変えようがない相手がたくさんいるのです。「人は変わらないと思ったほうがいい」でしょう。
そういう相手に対しては、まず「こんな人もいる」「この人はこういう人」と受け入れる。
そして、「こんな人のためにイライラをするのは損だ」「こんな人のことを考えるよりも、○○をしよう」などと切り替えられるといいでしょう。
組織や世間や社会などの環境が変わることを期待して不幸な気もちになっている人もいるでしょう。
実際には、変えられるか変えられないかはやってみなければわからないことが多いでしょう。そういう場合、「変えられる」と信じて努力するのはいいことです。
でも、自分には変えられないこともあるのです。また、変えるのが極めて困難なことに自分の限られた時間とエネルギーを使うよりも、自分が幸せになれることに使ったほうがいいでしょう。
人が変わることを求めるよりも、自分(の考え方)を変えることで、より幸せに過ごせるようになるといいのではないでしょうか。