しあわせ日記

  傷つきやすい人のための幸せになる考え方

 「(心が)傷つきやすい」ことに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
 心が傷つきやすい人は、それだけ苦痛が多く、生きていくのが大変でしょう。


│ 小さいことでも傷ついてしまう人


 傷つきやすいのはまず、皮膚が弱い人。つまり、小さいことでも傷ついてしまう人です。
 これは性格に近いところもあると思いますが、考え方のクセのほうが大きいと思います。

 小さいことでいつまでもくよくよするうちに、心の傷を大きくしてしまうのではないでしょうか。
 小さいイヤなことはしょっちゅう起こります。そのたびにくよくよしているようでは、心の傷が癒える時間もないのかもしれません。

 まずは、「小さいことでくよくよするのはやめよう」と決意する必要があるでしょう。
 あとは、小さいことでくよくよしないための幸せになる考え方を心がけ、一つ一つ身につけていければ、と思います。


│ 痛みに弱い人


 心が傷つきやすい人の中には、痛みに弱い人がいます。ちょっとした痛みでも(心の中で)大騒ぎしたり、耐えられない人です。
 イヤなことが一つでもあると生活に悪影響がでてしまう人です。やるべきことをやらなかったり、悪い気分に流されて悪いことをしてしまったりして、次の問題を引き起こしてしまうこともあります。
 痛みに強い人は多少痛くてもふつうに生活できます。

 まずは、「心が痛むことはあるもの」「心が痛むことがあるのは当たり前」と(受け入れる)考えができるかどうかによって、痛みを感じる度合いは変わってくると思います。
 そして、「多少の痛みは我慢すればいい」と覚悟できれば、それなりに我慢できます。多少でも我慢できれば、痛みに慣れることができ、次の時にはもう少し我慢できるでしょう。

 「心が痛むことはあるもの」「痛みには多少の我慢も必要」と思えるようになるだけでも、少しは痛みに強くなれると思います(心のすり傷)。


│ 自分で傷を悪化させてしまっている人


 心の傷が深くなってしまったりなかなか治らない人は、自分で傷を悪化させてしまっているのかもしれません。
 悪い出来事があったあと、そのことを繰り返し考えてしまうとなかなか忘れられません。そのことを悪く考えてしまうと傷を悪化させてしまうこともあります。

 傷ついてもすぐに立ち直れる“柳に風”流の強さがほしいと思います。
 そのためには、「考えてもしかたがないことを考えるのはよそう」のような考え方ができるようになれるといいでしょう。
 また、人間関係の場合には、「いっしょにいない時にはイヤな人のことを考えるのはよそう」「余計なことを考えるのはよそう」のような考え方が役に立つのではないでしょうか。


│ 治りが遅い人


 心の傷がなかなか癒えずに、一度傷つくとなかなか立ち直れない人もいます。
 心の傷を早く癒すためには心の休息・栄養・運動を心がけることが大切です。多少心が痛むことがあっても生活の中で楽しむことが大事です。楽しい時間、やすらげる時間、夢中になれる時間などの幸せを感じられる時間を持つことが、回復力を高めてくれます。

 また、ある程度回復したら、ふつうの生活に復帰するためにリハビリを考えてみると、より早く立ち直れるのではないかと思います。
 一つは、できることからふつうに生活することを心がける。
 もう一つは、心に傷を負ったことを「いい経験にしよう」と心がけることです。

 心に傷を負ってからある程度時間がたっても心に傷が残っているという場合、それは傷痕だと思います。傷痕と言っても疼くことはあります。でも痛むのは自分でつっついているからでしょう。
 ふと思い出しても、その事をいつまでも悪く考え続けなければそんなに苦しまなくてもすむのではないでしょうか。



   

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