しあわせ日記

  やりたいことをやるための幸せになる考え方

 人生には限りがあります。一日も限られた時間しかありません。
 「イヤなことを考えたり悩んだりするよりも、自分が幸せになれることに時間とエネルギーを使ったほうがいい」というのが、幸せになる考え方の基本の一つです。
 “くよくよ”“イライラ”する時間や悩む時間を少しでも減らし、その分自分が幸せになれることをやれるようになれたらいいのではないでしょうか。

 自分が幸せになる方法の一つが「やりたいことをやる」ことです。

  やりたいことだけをやって生きようって言ってるんじゃないよ
  自分にできないことをやろうって言ってるんでもないよ
  自分にできそうなやりたいことを、とりあえず一つやればいいんだよ

 「今自分にできるやりたいことを探して、とりあえず一つやってみよう」と考え、一つでもやりたいことができればいいのではないでしょうか。


│ やりたいことを探す


 「やりたいことをやろう」と言っても、「やりたいことがない」「やりたいことができない」という人もいるでしょう。
 「やりたいことがない」という人は、「自分のやりたいことを探す」ことが今いちばんやりたいことと考えればいいでしょう。

 「やりたいことができない」という人は、自分が思う一つのやりたいことができないのだと思います。
 やりたくても、今の自分にはできないことがあるのはしかたがありません。
 今自分にできるやりたいことを探して、やることが肝心です。

 夢や生きがいなどの大きなやりたいことはすぐには見つからないかもしれません。
 小さなやりたいことをやりながら、大きなやりたいことを探していけばいいのではないでしょうか。
 また、生活の中でやることを楽しむ工夫をすることで、やりたいことにできるといいでしょう。

 時間をかけて一所懸命に探せばいいのです。「やりたいことを探す」ことは、それだけの価値があることだと思います。
 また、やりたいことを探すのは、ちょっと力を抜いてやれば、けっこう楽しんでやれることではないかと思います。
 時間をかけてじっくり探す覚悟をして、探し続ければ、きっといつか自分が本当にやりたいことが見つかるのではないでしょうか。


│ 恐れているものに気づき、恐れすぎない


 現在、「自分のやりたいことがやれていない」と思う人は、何かを恐れすぎているのかもしれません。
 うまくいかないことや困難を恐れて新しいことを始められない、人がどう思うか・人に何と言われるかを恐れてやりたいことができない、失敗を恐れすぎて自分の夢や目標がもてない、失恋を恐れて恋愛に消極的になっている、人間関係のトラブルを恐れすぎて親しい人づきあいができない、・・・。

 何かを恐れていることに自分も気づいていないのかもしれません。
 「自分は何を恐れているのだろうか?」と自問してみれば、何かに気づけることもあるのではないでしょうか。

 将来の悪い事態を恐れることは本能的なものでもあり、決して悪いことではないと思います。
 「恐れ(や不安)は注意信号」と考えればいいのでしょう。
 また、「恐れがあるのはいいこと、恐れすぎるのはよくないこと」と考え、恐れすぎないような考え方ができたらいいのではないでしょうか。


│ やりたいことをやるために


 やりたいことをやるために、自分の心を支えたり、背中を押したりする考えがいろいろできると思います。
 たとえば、まずは「やってみなければわからない」「やればうまくいくかもしれない」と考えることです。
 うまくいかないことや困難を恐れているのなら、「多少問題はあるかもしれないけど、頑張ればなんとかなる」「うまくいかなかったら、そこからまた頑張ればいい」など。
 失敗を恐れすぎているようなら、「とりかえしのつかない失敗など(めったに)ない」「一時の失敗があったとしても、立ち直って次を目指せばいい」「少なくともいい経験になる」「自分があきらめない限り、人生の失敗などない」など。
 たとえ失敗したとしても、「その時はその時(その時になってから考えればいい)」「なるようになる」など。

 また、「何もしなければ、何も得られるものはない」「失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れよう」や、「いい経験をするつもりでやってみよう」「自分の成長のためにやろう」のような前向きな考え方ができるのなら、それもいいでしょう。
 やろうかどうしようか迷った時に決断するための考え方は、他にもいろいろできるでしょう。

 自分が本当にやりたいことなら、「やりたい気もちを大切にしよう」と考えたほうがいいのではないでしょうか。
 あとは余計なことを考えずに、「きっとうまくいく」と信じて、「○○たらいいな。ではどうしたら?」と、うまくやる方法を考え・実践することに夢中になればいいのでしょう。
 自分のやりたいことを(少しでも)やれるようになり、イキイキと生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。


│ やりたいことがあれば


 自分のやりたいことがはっきりしていれば、イヤな気もちになった時に、心を切り替えるために役立てることができます。
 「こんなこと(を考えてイヤな気もちになっている)より、他にやりたいことがあるのではないか?」と自問してみれば、すぐに気づけるはずです。

 小さいことに“くよくよ”“イライラ”しそうな時には、「こんなことを考えているヒマがあったら、やりたいことをやろう」。
 イヤな人のことをふと考えてしまっても、「あんな人のことを考えるより、好きな人のことを考えよう/やりたいことをやろう」。
 考えたくないことをつい考えてしまった時にも、「こんなことより、自分の時間とエネルギーをやりたいことに使おう」。

 こんなふうに考えることができればいいのです(心を切り替えるための幸せになる考え方)。
 また、「(イヤなことを忘れるために)やりたいことをやろう」と考え、夢中になってやることが、イヤなことを想い出すのを予防することになります。


│ やりたいことがやれる幸せ


 やりたいことがやれるのは、それだけでも幸せなことです。
 自分がやりたいことが一つでも二つでもできている人は、“やりたいことがやれる幸せ”を感じられるようになれるといいでしょう。
 「○○がやれてよかった」「自分は今、やりたいことがやれていて幸せ」などと(心の中で)言えば、それなりの幸せを感じることができるでしょう。

 あなたが今の生活でやっていることの中にも、自分のやりたいことがあるのではないかと思います。
 たとえば、好きな物を食べられる、自分の趣味をやれる、・・・。
 「これはどうしてもやりたい」「これだけはやめたくない」ということがあるのではないでしょうか。
 そういうものが一つでもある人は、「○○がやれて幸せ」「○○が食べられて幸せ」などと考えることで、時には“やりたいことをやれている幸せ”を感じられるといいでしょう。

 自分の生活の中にやりたいことをやる時間と回数が増えれば、それだけ幸せに暮らせるようになれるでしょう。
 また、自分がやりたいことを少しでもやったほうが、幸せな人生になるのではないかと思います。
 少しでも自分がやりたいことがやれるようになり、それを自覚して、“やりたいことがやれる幸せ”を感じて生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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