しあわせ日記
足るを知る者は富めり
「身分相応に満足できる者は、たとえ貧しくても、精神的には豊かである」
今の自分がもっているもの(やれる事・まわりの人・物)に満足し、幸せに感じられる人は精神的には豊かであり、たとえ物質的にはそれほど恵まれていなくても幸せに暮らすことができるでしょう。
物質的・環境的に恵まれていても、自分がもっているものを「当たり前」と思ってしまうと、幸せを感じることはできません。自分がもっているものを不満に思うと、不幸(な気もち)になってしまいます。
「足るを知る」と言うと、欲望を制限すること・我慢することのようなイメージがある人もいると思います。
自分が今もっている幸せに気づき、幸せを感じられるようになれば、自ずとそれなりの充足感が心の中に生まれるのではないでしょうか。
それが「足るを知る心」ではないかと思います。
かと言って、それで完全に満足することは難しいでしょうし、進歩がないのもよくないと思います。
「今は幸せ」と足るを知り、「でももう少し、幸せになれたらいいな」とわずかでも進歩することを目指して、「ではどうしたら?」と努力できるといいでしょう。
今は幸せ
でももう少し
幸せになれたらいいな では
どうしたら?
今の幸せを感じつつ、さらなる幸せを求めて生きていけるといいのではないでしょうか。