しあわせ日記

  一事が万事

「どれか一つの事をよく見ると、そのことから他の全部が類推できる」

 一つの事をよく見て、その理屈や知恵などがわかれば、同様なことが他の事にも当てはまることことがあるでしょう。
 また、人の一つの面を見て、同様の面が多くあるであろうと推察できることもあるでしょう。
 『一を聞いて十を知る』(一部分を見たり聞いたりして、すぐに全体をさとる)ような人もいるのでしょう。

 ただし、それらはあくまでも類推・推察であり、正しいとは限りません。
 一つ悪い事があったから(『一事が万事』と)、これからも悪い事が続くと考えたり、絶望するのは間違っているし、自分のためによくないでしょう。
 人の悪い一面を見て、(『一事が万事』のように)相手(の全人格)を悪く決めつけるのはやめたほうがいいでしょう。

 『一事が成れば万事成る』(一つのことが成功・解決すれば、それに連れていろんなことがうまくいく)ということわざもあります。
 一つの事がうまくいくためには、それなりの努力や工夫が必要です。成功・解決の過程で学べることもあるでしょう。成功・解決すれば、それなりの自信も得られるでしょう。
 努力力工夫力知恵自信などを得ることは、その後に役立ち、うまくいくことが増えるのではないかと思います。
 学業でも仕事でもスポーツでも趣味でも、一つの事に精通した人は他の事、また生きる事でもうまくいくことが多いのではないでしょうか。

 一事が“万事”とまではいかなくても、自身の経験(事)をよく見直すことで、他の事にも役立つ知恵を一つでも得られるといいでしょう。
 たとえば、一つの幸せな経験から、他の幸せを類推して新たな幸せを見つけられるといいでしょう。
 たとえば、一つの不幸な経験から学び、その後に発生する同様な出来事でできるだけ不幸にならないようになれるといいでしょう。



   

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