読書日記

  才能とは努力できる力

 『魅力ある知性をつくる24の方法』(林望)より、
 才能というのは、確固としてあらかじめあるものではなくて、見方を変えて言えば、「才能というのは努力できる力のことである」というわけなんですね。
 だから、もしその道の才能があれば、嫌にならないでその努力ができるということです。

 ですから、何をやってもすぐ飽きちゃって、どれもこれもみんな中途半端で放り投げちゃうという人は、どの方面にも全然才能がないということです。
 得手不得手、向き不向きのようなものはあると思いますが、安易に「才能がない」とあきらめるのは、自分のためによくないでしょう。
 才能があっても努力が足りなければ、それなりの結果しか出ないのではないでしょうか。

 『天才とは、ただ、努力の継続をできる人のことをいう』 ハバード

 好き、得意、楽しめる、夢中になれるというようなことなら、努力を続けやすく、成功しやすいのでしょう。
 楽しむ工夫ができたら、なおいいのでしょう。

 努力を続けていく中ではいろいろあるでしょうが、いい心の姿勢をキープするように心がけることも大事でしょう。
 「才能」という言葉にとらわれずに、ベストを尽くすことが大事でしょう。
 自分ができる最高の努力を続けられる能力が一番の才能なのかもしれません。

 努力の習慣をもつことが、人生を豊かにする才能になるのではないでしょうか。



   

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魅力ある知性をつくる24の方法』林望

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