才能というのは、確固としてあらかじめあるものではなくて、見方を変えて言えば、「才能というのは努力できる力のことである」というわけなんですね。得手不得手、向き不向きのようなものはあると思いますが、安易に「才能がない」とあきらめるのは、自分のためによくないでしょう。
だから、もしその道の才能があれば、嫌にならないでその努力ができるということです。
ですから、何をやってもすぐ飽きちゃって、どれもこれもみんな中途半端で放り投げちゃうという人は、どの方面にも全然才能がないということです。
次の日の日記 『魅力ある知性をつくる24の方法』林望 ホームページ |