しあわせ日記
汲汲と生きない
“汲汲”(きゅうきゅう)とは、「一つのことに一心に努めて、他を顧みないさま。また、あくせくしてゆとりのないさま」。
一つのことにとらわれてしまうと、他の大切なものを見失い、不幸になりがちです。
すごくつらい時や悩んだ時に、「自分は今何かにとらわれているのではないか?」と自問することで、とらわれている何かに気づけるといいでしょう。
自分が今とらわれているものがわかれば、それをあきらめるか、(悪いことや恐れていることを)覚悟すれば、ラクになれたり、悩みから抜け出すきっかけになるのではないでしょうか。
すごく忙しくてあくせく生活しているのは、多くを求めすぎているのかもしれません。
何かをあきらめる決心ができれば、それ相応のゆとりが生まれるのではないでしょうか。
汲汲とした感じがしてしまうのは、単に心の余裕がないからかもしれません。
心の余裕がないために、生活をまったく楽しめなかったり幸せを感じられなかったりするのではないでしょうか。
逆に、生活を楽しんだり、生活の中で幸せを感じたりしようと心がけることが、心の状態をよくし、心に余裕を生むことにつながるのではないかと思います。
汲汲と生きてしまうのは、真面目すぎるのかもしれまん。しかも、それは幸せになるため(また、不幸にならないため)でしょう。
本当に幸せに(暮らせるように)なりたいのなら、少し心の力を抜いて、自分を大切に生きられるようになるといいのではないでしょうか。