読書日記

  自主的に生きる

 『自省録』(マルクス・アウレーリウス)より、
 何かをするときいやいやながらするな、利己的な気持からするな、無遠慮にするな、心にさからってするな。君の考えを美辞麗句で飾り立てるな。余計な言葉やおこないをつつしめ。
 (人に)まっすぐ立たせられるのではなく、(自ら)まっすぐ立っているのでなくてはならない。
 何かをするときに、やるのならイヤイヤやるのは、自分のためによくないのでしょう。
 せっかくやるのなら、少しでも楽しめるように工夫や努力ができるといいでしょう。
 また、義務的にやるのではなく、自分なりの目的をもって自主的にやれるといいのではないでしょうか。

 何かをするときに、自分勝手にやったり、まわりの人に無遠慮にやったりするのはよくないのでしょう。
 人に迷惑をかけないようにするのは、人間として基本的なことだと思います。できることなら、まわりの人に対して思いやりをもって生活できるといいでしょう。
 まわりの人を大切にするのは「自分(の幸せ)のため」です。

 人の目を気にして、自分を偽るようなことや無理なことをしないほうがいいのでしょう。
 “人の目”より“自分の気持ち”を大切にして、自分らしく生きられるといいのではないでしょうか。

 何事も自分をもって、その自分を大切に生きることが大事なのだと思います。



   

次の日の日記

最新の日記

自省録』マルクス・アウレーリウス

ホームページ